cd567be08bf21b436420da60675a562d_s

最近テレビで歯が真っ白な有名人を
結構多く見かけますね。

ちょっと歯が白すぎて逆に気持ちが悪い人も
いますが(笑)

あそこまでとは言わないまでも

タバコのヤニやコーヒー、紅茶などによる
黄ばみや汚れを落としたいと思う人は
多いのではないでしょうか?

このように年々歯のホワイトニング
関心がある人は増えているようですが

審美歯科ではコストがかかるので
安く済ませるために

市販のホワイトニング剤歯磨き粉
済ませたいと思っている人も多いですね。

ただ市販の商品で本当に歯が白くなるのか
また、安全に問題がないのか気になるの
ではないでしょうか?

おすすめのホワイトニング商品とともに
危険性や注意点について紹介します。

市販の歯磨き粉のホワイトニング効果

ホワイトニングをするのに一番安く済むのが
ホワイトニング効果がある市販の歯磨き粉ですね。

例えばラ❍オンの「クリニ❍エナメ❍パール」は
商品に「輝く白い歯」と書いてあり、

値段も300円以下とお手頃なので

これで歯が白くなれば本当に良いですし
磨いた後に「歯がツルツルして気持ちいい!」なんて
思う人も多いようですが実は色々な問題があります。

※このメーカーの商品が全てダメというわけでは
ありません。高くて良い商品もあります。
安いホワイトニング効果がある歯磨き粉のことです

まず一つが研磨剤の使用です。

研磨剤は歯の汚れを落して白くしてくれる
という効果がありますが

一方で歯の表面に小さな傷を作ってしまう
という欠点があります。

歯を週に1回しか磨かないのならば問題ない
かもしれませんが

毎日、しかも多い人は3回以上磨く人もいます。

汚れた歯をキレイにしようと歯ブラシに
たっぷりと歯磨き粉をつけて

力を入れてゴシゴシ磨いたりすると
エナメル質が削られて歯が薄くなったり

傷ができて、その部分に色素が入りこんで
逆に汚れやすい歯になる可能性があります。

そしてもう一つは危険な成分が多い
いうことです。

ラウリル硫酸ナトリウム(Na)はCMで流れている
シャンプーなどにも含まれている成分ですが

合成界面活性剤のひとつで
主に泡立ちを良くするための成分です。

ラウリル硫酸Naは舌にある味蕾(みらい)という
味を感じる部分を一時的に壊してしまうと
言われていて

最近の若い人に味覚障害が多いのもこの成分が
原因だと言われています。

これだけではありません。
香味剤のサッカリンNaは昔「発がん性の疑いがある
ということで

多くの国で使用禁止になったのですが、
その後の研究により「安全性に問題ない」として
再認可されています。

それなら「安全なのでは?」と思うかもしれませんが
日本では使用量に制限があるということもあり

やはり安全とは言えないですね。

酸化チタン(Ti)(別名二酸化チタン)は着色料で
発がん性不妊などの原因となる成分として危険性が
指摘されている成分です。

日本では食品添加物として指定されていて
食品では着色のみに使用が許可されています。

PGプロピレングリコール)は保湿剤ですが
こちらも発がん性アレルギーなどの懸念があります。

フッ化ナトリウムフッ素のことです。
フッ素といえばこれをうたい文句にしている
歯磨き粉もあるので、

安全なのでは?」と思うかもしれません。

実際少量であれば問題ないという歯科医もいますし

逆に少量でも蓄積されることで「発がん性や
アルツハイマーなどの原因となる恐れもある」と指摘している人もいます。

このように安い歯磨き粉の成分には危険なものや
危険が疑われる成分が多く含まれている商品が多いです。

もちろんそれらの成分の使用量は少ないので
すぐに危険というわけではありません。

ただ研磨剤のところでも言いましたが、歯磨きは
毎日数回行うので微量でも危険な成分が入っているものを
何十年と使用していも安全と言えるのでしょうか?

また、歯磨き粉は口に入れても最後は水と一緒に
吐き出すから問題ないと思うかもしれませんが

口の中は非常にデリケートで危険な成分を口内粘膜から
吸収しやすく、ダイレクトに血管に入ってさまざまな
臓器や器官に蓄積されやすくなっています。

旅行や出張先のホテルに備え付けの歯磨き粉を使用する
というのであれば全く問題ありませんが、

毎日使用するものに関しては安全な歯磨き粉を
おすすめします。

ではなぜこのような商品を大手メーカーが作るのでしょうか?
それは「売れるから」です。

紹介した危険(と疑われる)成分はとても原料価格が
安いので、

大量に購入して大量生産するので当然
販売価格も安くなります。

そして安く製造できた分、テレビCMなどの宣伝費を
かけることができるので

有名人をCMに起用して商品のイメージをアップさせるわけです。

歯磨き粉を選ぶ時はどのような効果(ホワイトニング効果、
消臭効果、歯周病から守るなど)があるのか?とともに

価格や認知度(CMで見たことがあるか)で選ぶ人も多いと思います。

そのため結局は安くて有名な商品を消費者がどんどん
購入してくれるので、メーカーがまた大量生産するという
流れです。

ただ「歯磨き粉の危険な成分なんてテレビ番組とかで
聞いたことがないぞ~」という人もいるかもしれませんね。

でもそれは当たり前ですよね。

それは歯磨き粉を作っている大手メーカーはテレビ局の
スポンサーだからです。

自分の会社にお金を出してくれる取引先の商品を
批判したら、スポンサーを降りるに決まっています。

だから「~が体に良い」という番組はあっても
~という成分は体に悪い」という番組はないのです。

本来ならばスポンサーが関係ないNHKで取り扱って
くれれば良いのですが、いろいろ問題があるのでしょうね。

ちなみに300円~500円程度の歯磨き粉全てが悪いではなく、
宣伝にお金をかけず企業努力で安全で安い歯磨き粉を
作っている会社もあります。

1,000円前後の歯磨き粉なら白くなる?

300円前後の市販の歯磨き粉はあまりおすすめできない
理由はわかったと思いますが

それではちょっと高い1,000円前後の歯磨き粉はどうなの?と
思うかもしれませんね。

昔「芸能人は歯が命」というCMで人気の
商品だった「アパガード」という商品があります。
(20代以下の人はCM見たことがないと思いますが)

アパガード」は種類がいくつかありますが
アマゾンなどで一番人気の

「アパガード プレミオ」(1080円アマゾン価格)では
どうでしょうか?

やはり成分を見ると研磨剤リン酸水素カルシウム無水ケイ酸)が
含まれています。

ですがアパガードのホームページでは
アパガードには研磨を目的とした成分は入れておりません。
と掲載されているので

研磨剤ではあるものの、研磨ではなく基材として入れていれば
良いという解釈のようです。

ただ医薬部外品では歯磨き粉に研磨剤は必須(少量でも可)
ということで入れているのかもしれません。

ですがこの商品が残念なのは多くの安い歯磨き粉に入っている
ラウリル硫酸NaサッカリンNaも含まれていることです。

おそらく微量ではあると思いますが、
1,000円もするのに、他の成分でカバーできなかったのかなあ?
という感じがしました。

なので安全面ではおすすめしませんが結局は歯が白く
なるのか?という問題ですね。

これはアパガードだけでなくホワイトニング効果のある
市販の歯磨き粉全てに共通するのですが

歯を白くするということは

歯の汚れを落として本来の白さを取り戻す
ということを意味します。

つまり黄色や茶色い歯が白くなるのは
タバコのヤニやコーヒー、紅茶の色素などが落ちて
キレイになり昔の白い状態の歯に戻るということです。

歯医者さんの場合は汚れを落とすだけでなく
歯を白くする成分を使用できるので

有名人のように真っ白にすることは可能ですが

市販のホワイトニング剤や歯磨き粉では
元の状態に戻す以上に白くする成分を
入れることは日本の製品ではできないのです。



アメリカ製のホワイトニングなら歯が白くなる?

アメリカ製のホワイトニング剤で歯が白くなると
聞いたことがあるけど、どうなの?」という人も
いるかもしれませんね。

歯を白くするのには日本の薬事法で禁止されている
過酸化水素過酸化尿素という成分が含まれている
ホワイトニング製品が有効なのですが

アメリカでは禁止されていないので
実際に商品も販売されていますし

日本でもアマゾンなどで並行輸入商品として
購入できます。

代表的な商品は
アメリカ製のホワイトニング商品「3D クレスト」の
ようなホワイトニングが期待できる歯磨き粉から

フィルムを歯に貼り付けるだけの「ストリップス
という商品などがあります。

この商品は実際に使用するとかなり歯が白くなります。

ただ日本で禁止されているということは
危険性があるからなのでおすすめはできません。

過酸化水素は漂白剤で使用される成分で

過酸化水素を用いたホワイトニングは
歯の表面(エナメル質)を侵食して光を乱反射させて
白く見せているだけと言われています。

そして時間が経つと
4か月~6ヶ月ほどで結局は元の色に戻るだけでなく
歯がもろくなるという報告もあります。

また3Dクレストを使用した口コミでは
口の中がヒリヒリする」という感想が多いです。

特に虫歯があったり、歯茎や口の中に傷などが
ある人が使用すると痛みを感じてしまい、
つらく感じることもあるようです。

ですがいくら危険とはいえ実際アメリカでは
売れている商品なので、

あまりにも危険あれば売れないですし
アメリカでは使用禁止になっていないとうことを
考慮すれば

結婚式や成人式などどうしてもこの時期だけ
歯を白くしたいというのであれば数回程度なら
使用しても良いのかもしれませんね。

(ただし自己責任でお願いしますね)

おすすめのホワイトニング商品

歯を白くするのに海外のホワイトニング商品は
安全性に信用がないし、

かといって審美歯科で真っ白くするといっても
お金がかなりかかりそうで心配という方が多いと思います。

そこでおすすめなのが市販のホワイトニング剤で
ある程度白くして、それで満足できればそれで良いですし

もう少し白くしたいという場合はそこから
審美歯科に行くことをおすすめします。

何もケアをしていない汚い状態で行くと
回数も増えますしお金もかなりかかってしまうので

ある程度市販のホワイトニング剤で歯をキレイにしてから
行くことをおすすめします。

ただ市販のホワイトニングはピンキリでたくさん
ありますが、どれが良いのか迷ってしまいますよね。

私もインターネットや雑誌で色々調べていたのですが
どれが良いか迷っていました。

その時に定期健診で通っている歯医者さんに
すすめられたのが

ちゅらトゥースホワイトニング」です。

CIMG1016

この商品の特徴は配合されているリンゴ酸ビタミンC
まず歯に付着した汚れを優しく落とし、

次にアミノ酸高分子のPAA(ポリアスパラギン酸)が
黒ずみの原因である着色汚れ(ステイン)をしっかり
除去してくれます。

また、取り去った汚れは再付着はしないのがうれしいですね。

そしてこの商品がスゴイところはウーロン茶抽出物と
ホップエキスからなる「GTO」という成分が

虫歯発生の元凶であるGTase(不溶性多糖類合成酵素)を
強力に阻害して虫歯のリスクを大幅に軽減するだけでなく

シメン―5‐オール」が虫歯の発生・進行を予防します。

さらに「アラトイン」という成分が
歯茎の腫れ・炎症を抑え歯周病を予防してくれて

先程紹介した「シメン―5‐オール」は口の中の
雑菌を減少させて口臭も予防してくれます。

歯医者さんにも「歯が白くなるだけでなく
虫歯予防や歯周病予防、そして口臭予防の
効果もあるのでおすすめですよ。」

また、「ホワイトニングは保険が効かないので
まずはこれを使ってみて、それでももっと白くしたい
とうのであれば審美歯科を紹介しますよ。

と言われました。

私はタバコを吸いませんし、コーヒーなども
あまり飲まないので、

ものすごく歯が茶色いというわけでは
ありませんが、

やはり歳とともに歯が少しずつ黄ばんできたので
少しでも白さを取り戻したいというのと
歯の健康を考えて購入してみました。

使用して1か月程経ちますが
最初の一週間でハッキリと違いがわかりました。

もちろん人によって汚れの度合いが違うので
全員が同じようにというわけではないと
思います。

汚れが落ちて少しずつ歯が白くなってきたのはもちろん
今まで市販の歯磨き粉では感じなかった
常に口の中がスッキリするのがとても驚きました。

また、ホワイトニング剤は成分が良いけど
味が苦手というのを良く聞きますね。

ですが実際使用してみるとステビアなどの
天然由来の成分のおかげか

ほんのりとした甘みがあって、使い心地も良く
ニオイもミントの香りなので

これ本当にホワイトニング剤なの?と
思ってしまいました。

IMG_20160728_094114

こちらは初回の注文時に付いてくる「ワンタフトブラシ」です。
このブラシは歯科医師などの歯の専門家が開発に
携わった歯ブラシです。

通常の歯ブラシでは届きにくいところもしっかり磨けるので
私は仕上げ磨きで使っています。

私は有名人のように真っ白な歯は求めていないので
審美歯科にはいかなくて十分です。

値段は少々高いですが定期購入すると
割引もあるので、

興味がある方は是非ホームページを
のぞいてみてくださいね。

【薬用ちゅらトゥースホワイトニング】

まとめ

歯のホワイトニング剤は色々ありますが

ホワイトニング効果のある歯磨き粉は
●研磨剤が入っていて歯を傷める
●体に良くない成分が入っている

アメリカ製のホワイトニング剤は
●ホワイトニング効果は抜群
●危険な成分が含まれている

市販の評判の良いホワイトニング剤は
●歯の汚れを落として本来の白さを
取り戻すのが目的

●有名人のように真っ白な歯にするには
審美歯科に行かないと無理

歯を白くするだけでなく健康のことを
考えると虫歯予防や歯周病予防がある
ホワイトニング剤がおすすめです。

是非歳をとってもキレイで健康な歯が
何本も残るように今からケアしましょう。