鯉のぼり

端午の節句といえば、鯉のぼりですね。
最近では住宅事情の変化や子供の減少により、

庭に大きな鯉のぼりを飾るお宅を
見かける機会も少なくなりました。

また、おじいちゃんおばちゃんと
一緒に暮らしていないご家庭も多いのでは
ないでしょうか?

そのため端午の節句に鯉のぼりを
飾るということは知っていても

●なぜ鯉のぼりを飾るの?
●いつから飾ればよいの?
●しまう時期は?
●洗濯できるの?
●子供が何歳になるまで飾ってよいの?

などわからないことが多いかも
しれませんね~。

今回は鯉のぼりに関する疑問について
お答えします。

鯉のぼりの由来!なぜ鯉のぼりを端午の節句に飾るの?

まずは、そもそもなぜ端午の節句に
鯉のぼりを飾るようになったのか、
ご説明していきますね。

日本のさまざまな行事は、
ご存知のとおり、中国から伝わったものや、
中国の習わしに深く関わりのあるものが多いです。

端午の節句も、そのひとつで、
中国では厄払いの行事としておこなわれていました。

中国では季節の変わり目でもある
旧暦の5月に疫病が流行り、

多くの人が亡くなっていた事から、
同じ数字が並ぶ5月5日に摘んできた
菖蒲やよもぎを軒に吊るしたり、

菖蒲を漬けた酒を飲んだり、
枕の下に菖蒲を敷いて寝るなどして
厄払いをするようになったと
言われています。

日本では、菖蒲は「尚武」や「勝負」と
同じ読みということで、

江戸時代から武家の間で、
後継ぎである男の子の出生を祝い、

出世を願う端午の節句と
深い結び付きになりました。

そして、この時代に、将軍家に長男が
生まれると

世継ぎの出生を祝って家紋の入った
幟(のぼり)が立てられるようになります。

それを見た庶民が、幟に似せて立てたのが
鯉のぼりの由来です。

また鯉のぼりは、鯉の滝登りと言う
中国の故事からヒントを得たとも言われています。

竜門という滝を登り切った鯉は
竜になったと言われており、

このことからどのような困難にもめげず、
それを乗り越える立派な男の子になって欲しい

という出世を願う気持ちを込めて
鯉を幟にして立てたと言われています。

鯉のぼりはいつから飾ればよいの?

時期については、明確な決まりはないと
されています。

桃の節供が終わればよいという説」や、
春分の日からOKという説」など
地域によって異なるようですが、

4月初旬からというのが一般的なようですね。

迷ってしまう方は、これらを参考にしてみてください。
●お祝い事のため「大安の日」を選ぶ
●中国から伝来してきた行事のため、
「清明(4月5日前後)」という日を選ぶ

(全てが清らかで、けがれがなく、
明らかな頃という意味で、
中国では家族がお墓に集い
先祖を敬う日とされています。)

●天気の週間予報をチェックして、
晴れの日が続きそうな休日を選ぶ。(家族揃って)

●可能な方は、おじいちゃん、おばあちゃんに聞く
(地域によって風習が変わるため)

鯉のぼりをしまう時期は?

こちらも決まりはないようです。

お雛様の場合はしまうのが遅れると
お嫁に行くのが遅くなる」などの
言い伝えや迷信がありますが

鯉のぼりの場合は5月5日を過ぎて
飾っていても問題ないため、
また迷ってしまいますね。

雨や風に長い間さらされていると
鯉のぼり自体も傷んでしまいますから、
5月中にはしまったほうが良いでしょう。

地域によっては、6月中も飾っておくところも
あるようですので、そこは地域の風習にならってくださいね。

鯉のぼりの洗たくの仕方について

鯉のぼりを翌年にまた気もちよく飾るためにも、
汚れを落として仕舞いましょう!

洗濯方法

浴槽に中性洗剤を入れて30分~1時間程度
漬け置き洗いします。

汚れのひどいところだけもみ洗いしてください。

金箔が剥がれてしまいますので、
絞らずそのまま干してください。

色あせを防ぐため、陰干しがよいでしょう。

ドライクリーニングに出すと、
口輪のプラスチックが折れたり、

金箔の変色やはがれの原因になりますので、
手洗いをおすすめします。

アイロンがけもNGです。

鯉のぼりをしまう時は、丁寧にたたんで、
購入したときについていた箱などに
入れて保管します。

押し入れなどの直射日光が当たらず、
湿度が高すぎない場所が適しています。

たいていの鯉のぼりはナイロン製や
ポリエステル製なので、
防虫剤は必要ありません。

鯉のぼりは子供が何歳になるまで飾る?

こちらも基本的に鯉のぼりを何歳まで揚げるのかという
決まりは特に無いようです。

やはり地方や各ご家庭の風習によって
違いがあるので、それに従いましょう。

お子さんを中心に考えた場合、
一番喜んでくれるのは小学校中学年位まで
でしょうか?(中学生でも恥ずかしと思うかも
しれませんが)

さすがに10歳を過ぎる頃には
照れくさくなるようですので

お子さんが喜んでくれるうちは飾って
あげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

鯉のぼりは時期に関して
特に決まりや縛りがありませんが

鯉が青空を登って龍になるさまを
思い描けるような、

清らかな晴天な日を選んで
鯉を思いっきり泳がせてくださいね。