お花見と花火が一緒に楽しめるのが東京足立区にある
舎人公園です。
都内では場所取りが大変な上野公園と違い、舎人公園は桜の下にレジャーシートを敷いて、ゆっくりと花見を楽しめる穴場スポットです。
また、以前は花火大会開催されませんでしたが、「舎人公園の桜まつり」やライトアップなど楽しい催し物がありますので、桜祭りを中心に色々と紹介します。
舎人公園桜まつりの花火大会は今年も中止?その理由は?
恒例の舎人公園の桜まつりの花火大会ですが、2015年を最後に、ここ3年は開催されませんでした。
花火大会中止の昨年の理由は足立区のホームページによると
「会場付近の施設の屋根にソーラーパネルが設置され、打ち上げ当日の風向きによって、パネルの安全確保が困難と判断したためです」
という理由でした。
2017年も開催に向けて検討していたようですが、結局は中止になりました。
ただ中止理由が本当にソーラーパネルだとすると少し疑問を感じてしまいます。
これが通ってしまうと、花火大会が開催される場所の近くにソーラーパネルを設置されると、他でもで花火大会ができなくなってしまいます。
「何十年とお楽しみいただいた~花火大会ですが昨年の大会後、近所にソーラーパネルが設置されました。その安全確保が難しいため今年は開催されません。」
という理由で中止になる花火大会が今後出てくるかもしれません
桜と花火を同時に楽しめるのは東京ではここだけでしたので残念ですね。
ソーラーパネルを設置したのが花火大会が最初に開催される前であれば、設置した側が主張するのもわかります。
ですが、設置の方が花火大会開催の後なので、花火大会があることを知って設置しているのですから、火大会は中止しろという主張はおかしいような気がします。
ソーラーパネルを設置する家や建物も増えていく中で、中止の理由が本当にソーラーパネルなのでしょうか?
ソーラーパネルの技術も進化すれば、花火の影響を受けなくなるかもしれませんが。
まあ花火大会がなくなりましたがその代わりに昨年からライトアップが始まりました。
ライトアップの期間は
- 2017年が3月25日(土)~4月2日(日)まで
- 2018年が3月24日(土)~4月2日(月)まで
でした。
点灯時間は午後5時から午後8時まです。
2019年はまだ発表がありませんが、桜の開花に合わせてライトアップの期間が決まるので、開花が発表されてから確認しまさよう。
舎人公園の桜まつり情報
名称:舎人公園千本桜まつり2019
日程:2019年3月30日(土)、31日(日)もしくは4月6日(土)、7日(日)のどちらか
時間:10:00~16:00
場所:都立舎人公園
料金:無料
2018年は4月7日(土)、8日(日)
●あだち花季行 花めぐりバスの運行
●物産展・PR展、北足立市場協会による直売コーナー
●生物園出張ふれあい動物コーナー
●大道芸
●東京都交通局PRブースの出展
●ふわふわドームとねりん・ジャンボスライダー
●サーカストレイン
などたくさんの企画が予定されています。
特にサーカストレインは親子で一緒に乗ることができて、園内を走ります。
またふれあい動物コーナーではヒツジやモルモット、ヘビなどといった普段触ることができない動物たちと触れ合えることができます。
そしておすすめは「花めぐりバス」です。これは桜をメインとした区内の花の名所を結んで運行するバスで、区内各所で春の訪れを楽しむことができます。
足立区の区木はなんと「桜」なのです。
舎人公園だけでなく隠れた桜の名所が多いと言われている所ですのでぜひ花めぐりバスに乗って、さまざまな桜を楽しんでください。
もちろんイベントだけでなく公演内の桜も十分に楽しめます。
レーガン桜とは?
なんといっても舎人公園の桜は「レーガン桜」で有名ですね。
この名前の由来はレーガン大統領夫人が来日の際に贈られた苗木を植樹したもので、ここから舎人公園の桜を
「レーガン桜」と命名しました。
そのレーガン桜の元となる桜は明治45年に日本から贈られた桜(通称五色桜)でワシントンのポトマック河畔に植樹されていたものなのです。
ご存知でしたか?
海を渡った桜が時を経て帰って来てそしてその桜が大きくなった姿を見ることができるなんて本当に歴史を感じますね。
昨年平日にレーガン桜を見に行ったのですが、舎人公園の桜を鑑賞するメインの場所から離れているので、他に誰もいませんでした。
舎人公園の中を舎人ライナーが走っていて、桜の木が多いのは池やバーベキューができる側です。
園内では宴会のできるスペースもあり、満開の時期は桜が良く見える場所はとても賑わいますが、平日は満開時でもそれほど混んでいません。
都内の桜の名所の中では一番ゆっくりと鑑賞できるのが舎人公園の桜ではないでしょうか。
そしておすすめはバーベキューです。
機材や材料を持ち込むのも可能ですがすべて用意されているので手ぶらで来ることも可能です。
電話での申し込みはTEL:03-3857-3427
(9:00~17:00)
インターネット予約はこちらから
利用日の前月1日より受付するので
例年の通りに桜が咲くとなると4月3日前後が満開になります。
となると3月1日に申し込みをしてください。
桜とお酒とお肉を十分に堪能しましょう!
アクセス・駐車場情報
日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」徒歩1分なので
電車で来るととても便利です。
駐車場は
舎人公園第一駐車場(足立区舎人公園1-1)と
舎人公園第二駐車場(足立区古千谷1)に
あります。
料金は普通車であれば
●1時間まで200円
●以後30分毎に100円
●7時間以上24時間まで1,400円
です。
第一駐車場は96台、第二は46台と
それほど多くは止められないので
花見の場合は早目に行くことをおすすめします。
舎人公園の桜2019の満開日と見ごろ
2018年東京ではは3月17日(土)に開花宣言がありました。
2016年と2017年はともに3月21日に桜(ソメイヨシノ)の開花と比べると、それよりも4日早く、平年よりも9日も早い開花です。
2月はかなり寒かったですが、3月になって暖かい日が続いて一気に開花しましたね。
となると気になるのは満開日です。
ソメイヨシノが満開になるのは関東では開花してから7日程度と言われています。
そして満開の期間は5,6日程度、咲き始めから散るまでは2週間程度と言われています。
ただ2017年は開花してから寒い日が続き、満開になったのは開花してから12日後でした。
桜が開花するまでの天候もですが、開花した後の天候も注目して満開の期間に予定を入れましょう。
関連記事:桜の開花から満開までは何日?しっかり早くしてお花見を楽しもう!
まとめ
花火がないのは残念ではありますが、ライトアップやイベントも充実していますし、23区内の桜の名所では一番ゆったりと桜を楽しめのが舎人公園です。
ぜひ今年は舎人公園で桜を鑑賞してみてはいかがでしょうか?