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赤ちゃんのノロウイルス感染時の症状と対処法、おむつ交換の仕方は?

秋から冬にかけてノロウイルスは流行しますが以前は数年に一度の大流行でした。

それが2015年に新型が発見されてからは毎年大流行の恐れがあります。

特に赤ちゃんが感染した場合は見極めるのが難しいので注意が必要です。

ノロウイルスに赤ちゃんが感染した場合の症状や初期対応、おむつの交換の仕方などについてお伝えします。

赤ちゃんがノロウイルスに感染した時の症状は?

ノロウイルスの症状は

などですが、全ての症状が出る場合とおう吐、あるいは下痢だけがひどいなど人それぞれです。

抵抗力が強い大人の場合は感染しても症状が出ない人(不顕性感染者)もいます。

赤ちゃんは普段からおう吐や下痢をしやすいのとまだ言葉を話せないので、幼稚園、保育園のお子さんよりもノロウイルスにかかったかどうかを判断するのは難しいです。

見分け方としては

秋から冬にかけての時期に

 突発的なおう吐を繰り返すその後も何を食べても戻す傾向

 下痢が水っぽくお尻がかぶれる

 37℃~38℃前後の発熱が出る

 おう吐や下痢の連続でぐったりし、不機嫌が続く

などの症状がひとつでもあればノロウイルスを
疑ってください。

特におう吐はいつもの時と比べると激しく、勢いよく、大量に連続で吐くので違いがわかると思います。

ノロウイルスの感染者は特に気温の低くなる秋から冬にかけて多くなるので、この時期に激しいおう吐が見られたらノロウイルスに感染している可能性が高いです。

赤ちゃんがノロウイルスに感染した時の初期対応

ノロウイルスはワクチンが無いので薬で治療をすることができず対症療法しかありません。

では赤ちゃんがノロウイルスに感染した場合はどのように対応すればよいのでしょうか?

 

おう吐物をのどに詰まらせてしまった時

 

通常のおう吐の時よりも激しいので詰まらせる可能性が高いです。

このような場合は

  1. 口の中に入っているものを素早く指でかきだす
  2. それでも詰まっているようであれば、ひざの上にうつぶせに抱き、左右の肩甲骨を数回たたく

という対応をします。

ただしそれでも呼吸が弱いと感じたらすぐに病院(救急車)に行きましょう。

実際に大変な状況になったお子さんもいるので特に注意してください。

 

おう吐や下痢のピークを脱水状態にならずに乗り切る

 

このような場合はいかに脱水状態にならないかがポイントです。

その際に真水ではなく、電解質を含みさらに吸収するスピードを早めるために、適度なブドウ糖も配合されている経口補水液を飲ませて水分補給を行いましょう。

経口補水液 OS-1

※無い場合はポカリスエットなどでも大丈夫ですが経口補水液は熱中症で脱水症状を防ぐ際にも有効ですし、点滴と同じような成分です。

長期で保存できるので、ある程度用意しておきましょう。

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ただし吐き気を催している時に飲み物を飲ませようとしても嫌がるお子さんもいるかもしれません。

ですが「吐いても少しずつ飲ませることが症状の深刻化を防ぎます。

おう吐や下痢が続いている間は最初1~5分ごとに続けて与えます。

赤ちゃんや小さなお子さんにはスポイトやスプーンで少しずつ与えましょう。

経口補水液を飲ませる場合は「体重1キロ当たり50ml以上を4時間で与える」ことを目安にしましょう。

例えば体重10㎏の子供の場合は1時間で120ml(5分おきに10ml)ずつ与えていけば4時間で500ml程度になります。

ただし吐き気をもよおしている時に飲み物を飲ませようとしても嫌がるお子さんもいるかもしれません。

ですが吐いても少しずつ飲ませることが症状の深刻化を防ぎます。

脱水が進行すると吐き気も強くなるので、飲まないからといって与えないままだと、ますます水分を受け付けなくなります。

少しずつでも飲ませていれば、吐き気がなくなり水分を受け付けるようになります。

また離乳食を食べているお子さんであれば経口補水液のゼリータイプもあります。

どうしても水を飲まない場合はこちらも試してみてください。

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経口補水液はおう吐が止まれば適量を下痢が止まったら止めて構いません。

治まっても食事が進まない場合は経口補水液を少しずつ摂るようにしましょう。

このように中程度までの脱水症状までは家庭で対応が可能です。

病院に赤ちゃんを連れていくかどうかを見分けるには?

病院に連れて行ったほうが良いのか判断しにくいところではありますが、

このような状態の場合はかなりの脱水状態にあるので、すぐに病院に連れて行きましょう。

赤ちゃんや小さいお子さんは特に脱水症状になりやすいです。

治療法が無いといっても病院では点滴を打つなど対処法があります。

赤ちゃんにとって脱水症状は命に関わる場合があります。

このような場合には必ず個人で判断せずに早急に主治医や近くの病院に相談してください。



汚物の処理やおむつの処理の方法

ノロウイルスはおう吐物や下痢便に多く含まれ処理を誤ると簡単に感染してしまうので注意が必要です。

ノロウイルスに感染した子供の対応をしていて、2日後に今度はお母さんがかかってしまうことはよくあります。

子供のおう吐は床に漏らす場合と衣類や布団に付着してしまう場合、そしておむつには下痢がついています。

床に吐いた場合は
ノロウイルスのおう吐物や便の処理方法、消毒する際の注意点

衣類などに付着した場合は
ノロウイルスの消毒、衣類や布団、カーペットについた汚物処理の方法

を参照してください。

子どものおう吐や下痢といった汚物処理には普通のアルコールではノロウイルスを不活化(死滅)させることができないため、次亜塩素酸ナトリウムを使用するのが一般的でした。

ですが危険な成分で取り扱いが難しいため特に小さなお子さんがいる家庭ではあまりおすすめできません。

その代わりにノロウイルスやインフルエンザウイルスの対策にご家庭でぜひ1本置いてほしい安全なアルコール除菌スプレーがあります。

それがK Blanche (ケイ ブランシュ)です!

ケイブランシュはマヨネーズでおなじみのキューピーが販売している商品です。

※詳しくは

ノロウイルスに効果がある安全な抗ウイルス・除菌スプレーのケイブランシュをご覧ください。

マヨネーズには卵を使用しますがその卵の成分を利用して開発に成功したのが「ノロクリアプロテイン」という成分です。

100%食品由来の成分で作られているため、キッチンや食卓はもちろん、食器をはじめ、口に触れるものにも直接吹きかけて使用できます。

速乾性にも優れており、ふき取りも不要なので、とても便利ですね。

ボトルも他のアルコール除菌スプレーと比べるとおしゃれなのもプラスポイントです。

1本 1,200円(税込)で「約670回使えて、1回あたり約1.8円」と他のアルコールスプレーよりも少し高めです。

ですが今までなかった安全でノロウイルスを死滅させるアルコール除菌スプレーですし、次亜塩素酸ナトリウムは汚物処理にしか使用できませんが、ケイブランシュであれば

などにも使用できます。

できれば冬の期間だけでもケイブランシュに変えることをおすすめします。

ネットで購入する際は1本、2本であればアマゾンが一番安く購入できます。

3本になると楽天と公式サイトが送料無料になり、公式サイトでは定期購入すると割引もあります。

ポイントを利用する場合もありますしお好きなサイトでお買い求めください。

アマゾンで購入する人はこちらから

キユーピーアヲハタ楽天市場で購入する人はこちらから

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そして次におむつの交換方法についてお伝えします。

下痢時のおむつ交換の対応方法

① 手袋、マスク、エプロンを装着する

② 脱衣場に防水シーツを敷き、その上に新聞紙を重ねる

③ 子供をお風呂場の脱衣所に連れて行き、新聞紙の上に乗せる

④ おむつを開け、足元にずらし、便を包み込むように取りおむつの汚染していない場所にお尻をあてる

⑤ お尻から便を可能な限りペーパータオルで取り除き廃棄用ビニール袋に入れる。

便が手袋に付着した場合は手袋を取り替える

⑥ 子供をお風呂に連れて行き、ボディシャンプーでお尻をよく洗い、シャワー等でお尻を十分に洗う。

その際にシャワーやシャンプーの容器、ドアノブ等の環境が作業者の手袋等により汚染していないように配慮する。

⑦ ペーパータオルでお尻の水分を拭き取る。

できればヘアドライヤーでお尻を乾燥させてから新しいオムツを装着する

⑧ お風呂場、シャワーの取っ手、シャンプー入れ等を風呂用洗剤で十分に掃除、温水で流した後再度熱湯で流す。
(シャワーのお湯ではなく、沸騰したお湯です)

⑨ マスク、手袋、エプロンを外し、手指、二の腕を洗剤で十分に洗浄し(できれば2回)うがいをする

⑩ 風呂場を乾燥する(窓がある場合は窓を開ける)

症状のピーク時はひんぱんに下痢をするのでそのたびにきちんと処理をするのは大変だとは思いますが、ノロウイルスは感染力がかなり強いです。

10個程度ノロウイルスが口に入っただけで感染することがあるので、毎回しっかりと対応してください。

また下痢は2,3日程度で治ることが多いですがその後の便にもまだノロウイルスが存在しています。

通常は2週間程度、長い時は1か月以上ウイルスが便にいる場合もあります。

その為、下痢が治っておう吐をしなくなっても安心せず、最低でも2週間程度は気を付けて対応するようにしてください。

またこのような汚物処理キットという商品もあります。

ノロウイルスの二次感染の防止等での使用の場合は、2名分エプロン、手袋他嘔吐後の処理で必要な用具がキットになっています。

イラストで作業手順も入っているので誰でも簡単に作業が行えます。

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まとめ

ノロウイルスは患者の対応はもちろん汚物の処理も大変ですし、治ってもウイルスは存在しているので
そこから感染する場合もあります。

またとてもインフルエンザウイルスや他の細菌と比べてもかなり小さいので皮膚や爪のすき間に入りやすく、取り除きにくいです。

ノロウイルスが流行している間は手洗いやうがいをいつも以上に念入りにしましょう。

赤ちゃんの感染が怖いのは親や兄弟が外から持ってくるノロウイルスに感染することです。

ノロウイルスやインフルエンザにかからないようにするため、あるいはかかっても症状が軽くて済む対策としてラクトフェリンという成分がおすすめです。

ラクトフェリンは免疫力を高めるだけでなくウイルスの侵入を防いだり、死滅させたり殺菌・抗菌作用もあります。

また美容ダイエット健康にも良い成分と言われています。

ヨーグルトやチーズなどに含まれている成分で、最近ではサプリメントも人気があります。

ホコニコのラクトフェリンのホームページはこちらから 

興味がございましたらぜひ、
ノロウイルス予防にはヨーグルト!特にラクトフェリン入りが効果がある理由をご覧ください。



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