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電力自由化の料金比較!関東は東京電力よりも東京ガス、ENEOSなどがお得

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4月1日から電力自由化が始まりましたね。

既に電力会社を変更した人もいると思いますが
まだ変更していない方の方が圧倒的に
多いようです。

関東に住んでいる方はそのまま東京電力で
様子を見た方が良いのか

そして一人暮らしや二人、三人、大家族など
人数によってどこがお得なのか

また料金以外にどのようなサービスが
充実しているのかを紹介します。

東京電力の新料金プランは安くない?

東京電力の新料金プランは

●スタンダードS
●プレミアム
●夜トク12

というプランがありますが

ハッキリ言うと現時点ではどのプランも2世帯住宅などで
月17,000円を超えるような大家族向けであれば
おすすめできますが

ほとんど今までと料金が変わりませんし
プレミアムプランは料金が高くなります。

そのためできるだけ安くしたいという方には
おすすめできません。

ポイント付与

Tポイント、Pontaでポイント還元。
電気料金1,000円につき5ポイント付与

主なセット割引

●ソフトバンク軽油での契約の場合は
スタンダードSでは年1,200円引き
プレミアムプランでは年3,600円割り引かれる
おうち割が利用可能

●日本ガス経由で契約の場合、
LPガスとセットで最大年6,000年割引

●TOKAI経由で契約の場合、LPガスや
ケーブルテレビを割り引き

解約時手数料

基本は540円の手数料が発生しますが
プレミアムプラン2年契約で満了期間より
2か月前に解約すると違約金5,000円発生。

東京電力は本来であれば一番安くプランを
組めるはずですが、あまり安くしないのは

他の電力会社の動きの様子を見ているのでは
ないでしょうか。

なのでそのまま東京電力で契約していても
今のところあまりメリットがないと思います。

ENEOSでんきは二人、三人暮らしにおすすめ

ENEOSでんきを運営している国内石油元売りの
最大手JXエネルギーは2003年に電力事業に参入して

近年では発電規模を拡大して天然ガスの他、太陽光、
風力などの再エネ活用にも取り組んでいます。

ENEOSでんきには2種類の割引プログラムがあり
クレジットカードで支払うとポイントも付きます。

割引プログラムの1つは、2年契約を対象にした
にねん とく2割

電力量料金の単価が0.20円安くなり
3年目以降も自動更新すると割引額が0.30円に拡大します。

「にねん とく2割」
ひとり暮らしの場合(月間200kwh使用)
年間約1,110円お得

2~3人暮らしの場合(月間300kwh使用)
年間約4,940円お得

4人家族の場合(月間400kwh使用)
年間9,790円お得

5人家族の場合(月間500kwh使用)
年間15,040円お得です。

もう1つの割引プログラムはENEOSのクレジットカード
電気料金を支払った場合に適用されます。

ガソリン・灯油・軽油の値引き額が通常よりも
1リットルあたり1円安くなります。
電力+石油製品のセット割引です。

また、JXエネルギーKDDIと提携して
電力の販売を軸に共同で事業を展開しています。

KDDIは家庭向けに「auでんき」を販売する予定で
携帯電話などの通信サービスとセット割引を実施します。

JXエネルギーの提携先はクレジットカード会社にも広がります。

ANA、JR東日本、トヨタ自動車、丸井、三越伊勢丹が発行する
クレジットカードでENEOSでんきの料金を支払うと
通常よりもポイントが1.5~2倍もアップします。(ANAはマイル付与

Tポイントも電気料金200円(税抜)につき1ポイント付与されます。

おもなセット割引
ENEOSカードで電気料金を支払うとガソリンなどが
年最大1,800円引き(この場合はTポイント付与なし)

解約手数料は2年割を申し込んだ場合は23ヶ月以内に
解約すると1,080円かかります。

ENEOSでんきは使用電力量が多ければ多いほど
割安になる料金設定です。

電気料金だけで見るとひとり暮らしの場合は
その他の会社(下記で紹介するH.I.Sなど)の方が
安い会社がありますが

2、3人暮らしの場合は全電力会社の中でも
トップクラスの割引額で、

しかもクレジットカードの提携する会社が
多いというのはそれだけENEOSでんきと

契約する人が今後増えると予想しているからとも
言えます。

現在2または3人暮らしでクレジットカードを
よく使用する方には一番おすすめのカードです。

ENEOSでんき詳細はこちら

東京ガスはセット割がお得

大規模な天然ガス火力発電所をもつ東京ガスは
首都圏域でガスと電気のセット販売

OCNなどのプロバイダをセットにした
トリプル割」もありセット割に力を入れています。

ガスと電気のセット割は基本料金が
1か月270円割引になり年間で年間3,240円割引になります。

そして東京電力の電気メニュー「ずっとも電気1
(東京電力の「従量電灯B」一般家庭はこのタイプ)
で契約すると

契約アンペアが40Aで月間の電気使用量300kWhの場合は
1か月の料金は7,498円なり東京電力の同じ条件よりも
287円お得です。(年間3,444円

さらに電気料金1,000円につき15パッチョポイント
もらえます。

ただこれだとENEOSでんきの方がお得ですが
OCNなどのプロバイダをセットにした
トリプル割」だとさらに割安になります。

光回線」と「プロバイダ」を別々に契約して
お支払いしている人は

「光回線」と「プロバイダ」セットにすると
年間約9,000円お得になりますが

これが「ガス」「電気」「光回線・プロバイダ」
トリプル割にすると

「光回線」と「プロバイダ」を別々に契約している場合より
年間約12,800円お得になり

「光回線」と「プロバイダ」セット割よりも
年間約3,800円お得なります。

対象プロバイダは
●ASAHIネット
●Excite
●ビッグローブ
●DTI
●OCN
●plala
●So-net

になります。

対象プロバイダの方は
是非検討してみてくださいね。

さらに2016年4月から新しく「生活まわり駆けつけサービス」を
開始します。

水まわり・鍵・ガスのトラブル時に出張して
一次復旧を行うサービスです。

24時間365日受付しているのでとてもありがたいですね。

東京ガスのガス・電気を契約する
生活まわり駆けつけサービスが最大24か月無料となります。

無料となるのは2018年3月までの期間限定なので
早目に申し込みと2年近く無料でサービスを受けることが
できます。

またガスパッチョポイントが貯まると

オリジナルグッズや提携ポイントへの交換、
東京ガス施設見学会、賞品への抽選企画への応募などが
できます。

交換できる提携ポイントは
●Pontaポイント
●Tポイント
●楽天スーパーポイント
●WAONポイントと
●dポイント
となります。

そして解約手数料がないのが
うれしいですね。

東京ガスの電気についてのホームページ

一人暮らしならH.I.S、大家族はミツウロコ

H.I.Sの傘下であるHTBエナジー

全国に約300店舗あるH.I.Sが築いたネットワークを
活かして、旅行と電気をセットにしてファミリー層を
狙っています。

電気の料金体系は既存電気料金の-5%とわかりやすく
ひとり暮らしの場合に5%も安くなるのは
HTBエナジーだけです。

ただ注意しなくてはならないのがひとり暮らしでも
30A(アンペア)以上の方が対象になることです。

20A以下の方は2016年3月31日までの契約で
終了してしまいました

キャンぺーン
H.I.Sの窓口で旅行と電気を同時に申し込むと
一人あたり5万円以上の海外旅行で2,000円割引、
3万円以上の国内旅行で1,000円割引

一人暮らしの場合は値引きが少ない、あるいは
東京電力よりも高い電力会社が多いので
HTBエナジーは一番おすすめです。

HTBエナジーホームページ

大家族の場合におすすめなのが

ミツウロコグリーンエネルギーです。

ミツウロコは「ちびまる子ちゃんのまる子」が
CMしていますが自社発電所として

メガソーラー、風力、バイオマス発電所を所有してます。
月600kWh使う家庭では東電より10%以上安くなるので

月500kWh以上使用する家庭は検討してみてください。

ミツウロコグリーンエネルギーホームページ

まとめ

電気料金が安いという基準で選ぶならば

一人暮らしで30A以上の計約している方は
H.I.Sの傘下であるHTBエナジー

二人、三人であればクレジット会社の提携数が
多いENEOSでんき

大家族で月1万6千円以上電気代がかかる場合は
ミツウロコグリーンエネルギーがお得です。

そして東京ガスはプロバイダまで契約する
トリプル割であれば一番安くなりますし

ポイントも色々な会社が提携していたり
「生活まわり駆けつけサービス」といった

電気代以外にも充実したサービスがあるのが
強みです。

東京電力はまだそれほどおすすめのサービスが
ないですし紹介した電力会社以外は今のところ

魅力的なサービスがありません。

変更するのもそれほど手間がかかりませんし
手数料も特殊な場合を除いてはかかりませんので

ぜひ新しい電力会社を検討してみてくださいね。

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