夏の定番といえば花火大会ですが毎年秋の10月に行われる全国から選りすぐりの花火師たちが、自分たちの技とプライドをかけて競い合う大会、
それが土浦花火大会です。
秋の花火大会というと規模が小さいような気しますが、この大会は日本3大花火大会の一つです。
大会の日程や見所、アクセスや駐車場、有料席や穴場スポットなど花火大会の情報を詳しく紹介します。
第87回土浦全国花火競技大会日程や時間、見どころは?
日程:2017年10月6日(土)
※荒天の場合は10月7日(日)、8日(月・祝)、13日(土),14日(日)のいずれかに順延
時間:18:00~20:30
見物客数:例年約70万人
打ち上げ数:約2万発
見どころ
土浦の花火大会の正式名称は「土浦全国花火競技大会」と言います。
「綺麗だあな♡ 迫力あるなあ!」と観るのが通常の花火大会ですが、
「競技」という名前通り、この大会では、花火師達の競技が行われています。
あまり触れられる事のない花火師の舞台裏。。。
歴史を重ねるごとに、打ち上げ場の近くには家や商業施設が次々と建てられ、花火師たちの苦労も年々増えています。
安全面で厳しく制限された環境の中で、どれだけ最高のパフォーマンスを披露できるか日本の花火師魂の見せどころですね。
こちらは昨年の花火大会の動画です。
画像がキレイなので花火も美しく写っていますね。
しかも迫力もスゴイです!
競技部門は
- スターマインの部
- 10号玉の部
- 創造花火の
と3つに分かれています。
褒章は
- 内閣総理大臣賞…3部門のうち最も優れた出品者
- 経済産業大臣賞…スターマイン優勝者
- 中小企業庁長官賞…10号優勝者
- 茨城県知事賞…創造花火優勝者
となっています。
特に内閣総理大臣賞は秋田の大曲と土浦の2大会のみで花火師にとって最高に栄誉ある賞が授与されるようになりました。
また、この大会はその年の新作をどこよりも早く見ることができる利点もあるのです。
そんな舞台裏を想像すると、花火師達の熱く美しい魂が夜空に咲きみだれる光景がより楽しめますね~。
土浦花火大会有料席(桟敷席)の案内
- 花火打ち上げの直前にしか到着できない
- 場所取りが面倒
- 良い場所で大迫力の花火を見たい
という方には有料の桟敷席がおすすめです。
席は2種類あり例年、
全マス(約1.7m×約1.7m、6人まで):2万2,000円
半マス(約1.7m×約0.85m、3人まで):1万1,000円
となっています。
ちょっと高いと思う人もいるかもしれませんが
3人で1万1,000円ならば一人4千円程度しかかからないので
他の花火大会の有料席と比べてもそれ程高くないのではないでしょうか?
土浦花火大会は20,000発の花火が打ち上げられますが、これは隅田川花火とほぼ同じ数ですし、関東の花火大会では古河花火大会の25,000発に次ぐ打ち上げ数です。
ましてや日本三大花火大会の一つで新作花火が楽しめるとくれば、良心的な料金ですね。
販売は抽選になり、下記は
申込受付期間/7月19日(木)正午から7月26日(木)午後11時まで
当選確認期間/8月2日(木)午後7時から8月9日(木)
午後11時まで
※インターネット申込の方は,申込時に登録したメールアドレスに,当落の案内メールが届きます。チケット配送は9月下旬ごろ配送予定。
ここで抽選にもれた方は窓口販売で購入しましょう。
抽選日:2018年9月4日(火)午前8時抽選
場所:水郷体育館(土浦市大岩田1051)
購入できる桟敷席券数:1人2枚まで
販売方法:抽選(抽選用の番号札を午前8時までに並んだ方に配布します。)
購入の際には本人確認書類(運転免許証・保険証等)の提示が
必要となるので必ず持っていきましょう。
昨年2017年は水郷体育館で9月1日に抽選があり、
開場が午前6時で午前8時に抽選用の番号札を配布しました。
開場時間の前から並ぶ人もいるようですが、(中には2週間前から並ぶという人も)先着順ではなくあくまで抽選なので、前日からとか、数時間前から並ぶ必要はありません。
ちなみに昨年の倍率は70倍だったそうです。
(必ずではなくキャンセルがあった場合のみ)
ですが昨年もありましたので、今年もある可能性が高いと思います。
当選者にキャンセル等が発生した場合,ローソンチケットのインターネット販売でキャンセル分販売を行うことがあります。
キャンセル分の販売は9月6日を予定していますが抽選ではなく、先着順です
キャンセル分の販売を行うのかの告知は土浦花火大会の公式サイトを見てください。
土浦花火大会へのアクセスや駐車場情報
電車でのアクセス
最寄り駅:JR常磐線土浦駅
上野駅から特急電車で約45分
ここから会場まで徒歩約30分かかります。
帰りも歩くとなると1時間も歩くことになるので行きは土浦駅からシャトルバスをおすすめします。
土浦駅東口から会場までのシャトルバス
行き15:00~19:00
※乗車券の発売は18:30まで
帰り19:00~21:15
片道料金大人240円、子ども120円
乗車時間:約10分(道路の混雑状況で多少変更します)
※帰りは特に混雑するので30分以上待つこともあります。
30分立って待つのならば歩いて駅に向かった方が良いかもしれません。
ですが土浦駅に到着すると今度は電車に乗るのに、また並ぶので帰りはかなりつらいです・・・。
車でのアクセス
東京方面からの場合は
常磐自動車道「桜土浦IC」で降車 国道6号経由で約5km
水戸方面からの場合は
常磐自動車道「土浦北IC」で降車 国道6号経由で約5km
駐車場は土浦駅周辺から花火会場周辺に無料・有料合わせて5,000台ほどありますが、70万人も見物客が訪れる大きな花火大会なので、あっという間にどの駐車場上も満車になります。
さらに国道6号線は15時~22時まで一部閉鎖されるため15時以降はかなり道路が混雑します。
できれば15時前には到着して駐車場を確保しましょう。
駐車場情報
一番大きい駐車場は土浦駅東駐車場(有料)で1200台です。
ここからシャトルバスか徒歩で会場に向かいます。
無料で会場に近い駐車場に止めたいところですが9時から利用可能の下高津小などは100台程度なので早目に行って確保しないといけません。
とはいえ会場に近い駐車場は帰りがかなり混雑し車がなかなか前に進まないという欠点もありますので会場から近い、遠いどちラにするか悩みますのが一長一短ですね。
駐車場の詳細は下記をご覧ください。
会場に近い駐車場や利用時間がわかります。
無料で見学できるおすすめスポット
「桟敷席を購入できなかった」「無料で見学したい」という人に一番のおすすめスポットを紹介します。
①桟敷席の後ろ(桜川に沿った土手沿い)
会場となる場所は、田園が広がる自然豊かなところです。
空き地や田んぼなどフリーな場所が多くあります。
桟敷席の後ろとは
当日に早めに行って、探索しながら場所を確保するのも楽しいですね。
遅くとも打ち上げ時間の2時間前には(3,4時間前がベスト)現地に着いていたほうが良いですね。
②国道6号線西側
こちらは桟敷席の反対側になります。
ここも迫力満点の花火が見られますよ。
③上高津貝塚ふるさと歴史の広場
当日は臨時の駐車場になっている会場です。
敷地は約5haの広さがあり園内は芝生広場が広がっているので、ゆったりと見ることができます。
家族連れの方におすすめのスポットです。
打ち上げ会場の周りには高い建物も少なく紹介した以外にも色々と花火が見やすいスペースもあるので、もしおすすめの桟敷席の後ろが満杯の場合は少し歩いて探して見ることをおすすめします。
浴衣を着て来る人はいるの?
10月でも上旬は暖かい日もありますが夜は寒くなるので、浴衣だけではかなり冷える可能性が高いです。
上に羽織るものがあればと思うかもしれませんが基本的に浴衣は6月から8月に着るものとされる(決まりではありませんが、常識みたいなもの)ため浴衣ではなく、普通に動きやすい服装でのお出掛けをおすすめします。
まとめ
10月にもなると日が暮れるのも早いです。
街頭もあまりないので辺りは真っ暗になります。
土浦市の夜は想像以上に冷えますので、
防寒対策をしかっりとして行ってくださいね。
使い捨てカイロ 魔法瓶に温かい飲み物 手袋。
トイレなど移動する際には、足元に十分気をつけてくださいね。
シートや椅子、ライトを持っていくと良いと思います。
肌寒くなった秋の夜空は、夏よりも澄んでいて花火がとてもキレイに見えます。
肌寒さもあり、大切な人との距離も自然と縮まってゆきます。
そんな貴重な機会ですので
あなたも審査員になったつもりで花火を観てみてはいかがでしょう?
ぜひ、一味違った花火大会を体験してみてください。