自家製梅酒を作る方が増えている事をご存知ですか?
5月頃になると、スーパーなどで青々した梅がたくさん並びますよね。
それを見た時、
「私には無理、自分では作れない!」
と諦めていませんか?
実は自家製梅酒は簡単に作れますよ。
今年は自家製梅酒にチャレンジしてみませんか?
とっておきの方法をお教えしますね。
梅酒の効果
梅酒はお酒ですが、ビックリするぐらい色々な効果があります。
成人病予防(高血圧、動脈硬化、脳梗塞など)に効果がある
梅酒を作る工程で出来る成分「ムメフラール」と、
アルコールにより血液がサラサラになり血行が良くなります。
疲労回復の効果がある
クエン酸により、疲労の原因になる乳酸を分解する。
美容(美肌)に効果がある
梅には「殺菌作用」「抗酸化作用」とビタミンが豊富な為、
腸内環境を整え、肌のトラブル改善、肌の老化を抑える。
ミネラルにより、髪や爪のツヤを保つ。
二日酔い防止に効果がある
ピクリン酸により、肝臓や胃腸の働きを活性化する働きがあります。
その為、便秘予防にもなりますよ。
梅酒を美味しく作る為の梅の選び方と作り方
梅酒を作るのは5月~6月頃、
ちょうどスーパーで大量の梅が販売される時期ですね。
ここではおすすめの梅の選び方と作り方をご説明しますので
美味しい梅酒を作る参考にしてくださいね。
梅の選び方
・完熟していない硬くて青々した物
(黄色く完熟した物だと、濁りやすく長期保存が難しいです)
・大きい物
(果肉と果汁がたっぷりです)
・ツヤがある物
(新鮮な証拠です)
・シワがない物
(収穫から時間が経過すると梅が乾燥してシワが出来ます。)
・キズがない物
(梅酒が濁る原因になります)
梅酒には新鮮な梅を使うのがポイント!
出来れば買った日に作る様にしましょう。
用意する物
- 青梅:1㎏
- ホワイトリカー:1.8ℓ(35度以上の物)
- 氷砂糖:1㎏
- 保存用の瓶:4ℓ~5ℓ用が便利
(瓶は熱湯消毒して、しっかり乾かしておきましょう)
作り方
- 青梅をきれいに洗う。
- アクを抜く為、2時間~3時間たっぷりの水につけておく。
- 青梅の水分をしっかり拭き取る
- 竹串を使って青梅のヘタをきれいに取る。
- 保存用の瓶に、青梅を半分その上からゆっくり氷砂糖を半分入れて、残りの青梅を入れて氷砂糖、サンドする感じです。
- 瓶にホワイトリカーをゆっくり流し込む。
- しっかり瓶の蓋を締める
はじめて作る場合には材料をすべて使用するのが無難なのですが、
甘さを調節したい場合は氷砂糖の分量を変えてみてください。
甘さの目安
・甘口:800g~1㎏
・ほどよい甘さ:400g~600g
・酸っぱめ:200g~400g
梅酒の保存方法と注意点
保存方法
- 蓋をしっかり締める
- 直射日光を避ける事が出来る冷暗所に保管する。
(キッチンの下に入れている方が多いです)
注意点
- つけてから2週間ぐらいは毎日混ぜましょう。
(蓋を開けてはダメ、ゆっくり瓶を揺らせばOk)
飲み頃と賞味期限
飲み頃
これはかなり好みが分かれますが、
3ヵ月後には、さっぱりした梅酒が飲めます。
一般的な飲み頃は、半年~1年経過した頃です。
月日が経つにつれて、まろやかな味に変化します。
味の変化を楽しむことが出来るのも、自家製梅酒の良い所ですね。
賞味期限
10年~30年大丈夫と言われています。
(これはあくまでも保存状態が良い場合です)
長期保存する場合は、
梅の実を1年~1年半ぐらいで取り出しちゃいましょう。
そのまま食べる事も出来るし、料理に使う事が出来ます。
料理に使う時はカリカリ梅を使う時と同じように考えて使えば大丈夫です。
例えば、
・刻んで納豆に混ぜる。
・ドレッシングのアクセントとして使用する。
・パウンドケーキや自家製パンに使用するのも美味しいですよ。
保存方法は、
冷蔵庫の場合は、1~2ヶ月
冷凍庫の場合は、半年ぐらい
まとめ
- 女性に特に人気がある理由が解りますね。
- 良い梅を見極めて選ぶ事が大事です。
- 思っていたより難しくはないですよね。
- 蓋を開けて混ぜる時に細菌が侵入してしまう事があるので注意です。
- 梅酒を飲む時、梅も一緒にとりだして食べるのが良いですね。
自家製梅酒作りにチャレンジすると・・・
「来年はこうしよう」など自身でアレンジしたくなり、
自分好みの味になっていくと思います。
そこが、自家製梅酒の人気の理由かもしれませんね。