ショウガは健康に良いということで、色々なテレビや本などで
取り上げられていますが、
健康やダイエットに一番良い方法は
ショウガを加熱することで、それにより
温熱効果、ダイエット効果、動脈硬化の予防、
花粉症などのアレルギー予防、認知症予防など
様々な効果があります。
今日はなぜショウガを温めた方が良いのか
そして80℃生姜湯の作り方を紹介します。
ショウガはなぜ温めると良いのか?
ショウガの効能は主に
ジンゲロールとショウガオールという
二大成分によってもたらされます。
生のショウガではジンゲロールがほとんどで
殺菌、解熱、健胃作用、脂肪や糖質の
吸収抑制、咳止めなどの働きがあります。
ショウガオールは加熱すると増える特徴があり
最大の効果は体を芯から温めることです。
またショウガオールには体脂肪を分解して
筋肉で消費されやすい、遊離脂肪酸に変える
働きがあります。
加熱したショウガを取った後にウォーキングなどを
すると体脂肪を効率的に燃焼させることができ
ダイエットにとても効果があります。
またショウガオールには代謝を上げる
血液をサラサラにする、血糖値の上昇を抑える
認知機能の低下を防ぐなどさまざまな作用があります。
このようにショウガを熱すると生のままより
ショウガオールの効能をより効率的に得ることができます。
ショウガは何℃に温めるのが良い
温めるとショウガオールが増えてくる
ことがわかりましたが、
何℃でも良いわけではなく、100℃以上だと
ショウガオールが分解されてしまったり
30℃前後の加熱だとショウガオールが増えません。
その結果一番効果があるのは80℃で
ジンゲロールとショウガオールの割合が
1対1になります。
80℃ショウガ湯の作り方
用意するものは
保温水筒
スライスしたショウガ
(熱湯200mlに対し、ショウガ10g程度)
熱湯
作り方
保温水筒にショウガのスライスと熱湯を入れ
フタをする。
そのまま3時間置いたら出来上がりです。
そのまま飲む以外は紅茶や野菜を入れて
スープにしても良いです。
またジンゲロールがショウガオールに変わると
苦味が強くなります。
苦味が苦手な方はハチミツや黒砂糖などを加えて飲んでも
良いです。
80℃ショウガ湯は冷めると
ショウガオールがジンゲロールに戻るので
なるべく熱々の状態で飲んでください。
ショウガ湯のまとめ
寒い朝にショウガ湯飲むと体が芯から
ポカポカ温まります。
また消化を助けたり、脂肪や糖質の
吸収を抑える働きがあるので、
食事の前や食事中に飲むと
ダイエットや病気の予防に効果的です。
ショウガは色々効果が期待できる食べ物ですが
今の時期は花粉症にとても効果があります。
もし花粉症に悩んでいるならば
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