オメガ3系脂肪酸が豊富に含まれているとして
えごま油とアマニ(亜麻仁)油が注目されていますが
同じオメガ3系のグリーンナッツオイルも
少しずつですが注目されてきています。
今日はグリーンナッツオイルの効果効能と
えごま油やアマニ油とは違う特徴を紹介します。
グリーンナッツオイルはα-リノレン酸が豊富
グリーンナッツオイルはペルーのインカグリーンナッツを
しぼって作られます。
また別名インカインチオイルとも呼ばれています。
そしてグリーンナッツオイルが健康に良いと言われる
理由はオメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸が50%以上も
含まれているのです。
α-リノレン酸は体内で作ることができない「必須脂肪酸」です。
体の様々な機能を維持する重要な働きをもつ栄養成分で
健康や美肌に効果があると言われています。
具体的な効果としては
認知症、アルツハイマーの予防、改善
学習能力、記憶力の向上
アレルギーの症状を緩和
(花粉症、アトピー、喘息など)
生活習慣病の予防と改善
(糖尿病、高血圧、動脈硬化など)
うつの予防、改善
美肌、美容効果
など様々な効果があります。
α-リノレン酸の詳細については
アマニ油の効果・効能 オメガ3系脂肪酸は健康、美容に最適!
で紹介しています。
α-リノレン酸は厚生労働省が2010年版の
「日本人の食事摂取基準」で摂取目標量が決まって
いますが、
他の食品で摂るのは過剰摂取になり
カロリーオーバーになってしまいます。
グリーンナッツオイルであれば
小さじ一杯程度で摂取目標量に達しますので
過剰に摂ってしまう心配もありません。
グリーンナッツオイルはビタミンEが豊富
グリーンナッツオイルには他のオメガ酸系脂肪酸の
アマニ油やえごま油よりも
多くの天然ビタミンEが含まれています。
ビタミンE効果、効能で有名なのは
抗酸化作用ですね。
抗酸化=「老化を防ぐ」ということで
健康や美容に様々な効果があります。
そのほかにも
ガンや生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞、脳卒中など)の
予防効果
肌のシミ、くすみを改善(紫外線対策にも効果あり)
血液の流れを良くし、血行をよくする
更年期障害の症状緩和、女性ホルモンの分泌を助ける
元々ビタミンEは欠乏すると不妊症を招きやすいという
ことで発見された成分で、月経不順や生理痛の改善など
にも役立っています。
グリーンナッツオイルとえごま油、アマニ油との違い
えごま油やアマニ油は酸化しやすく
熱に弱いので使用するときは
サラダのドレッシングとして
パンやパスタにかける
卵かけご飯や納豆ご飯にかける
など加熱しない食べ方が効果的と
言われています。
一方グリーンナッツオイルは
先程紹介しましたが、
天然のビタミンEがたっぷりと含まれている為
酸化を防ぐ(抗酸化)作用があります。
天ぷら油にはおすすめできませんが
それ以外で
焼いたり、炒めたりしても
グリーンナッツオイルの効果が無くなる
ことはありません。
普段炒め物で使用している油の代わりに
グリーンナッツオイルを使用してみては
いかがでしょうか。
おすすめのグリーンナッツオイル
グリーンナッツオイルはアマニ油などと
同様になかなかスーパーで手に入れることが
できない場合が多いです。
食用油を選ぶ際には低温圧搾(コールドプレス)製法と
書いてある商品を選ぶようにおすすめしていますが
できれば製法だけでなく、原料にもこだわりましょう。
やはり原料は農薬や化学肥料を使用していない
有機(オーガニック)栽培のサチャインチ
(グリーンナッツ)を選ぶようにしてください。
グリーンナッツオイル(サチャインチオイル)のおすすめは
「レインフォレスト」の
「エキストラバージンオーガニックサチャインチオイル」です。
この商品は低温圧搾(コールドプレス)製法なのは
もちろんのこと
有機JAS認定ですので安心して
購入できます。
有機JAS認定 エキストラバージン オーガニック サチャインチオイル 170g(アマゾン)購入はこちらから
オーガニック サチャインチオイル 有機JAS認定 エキストラバージン 170g (楽天)購入はこちらから
まとめ
本物の油は健康に良い食べ物です。
ですがグリーンナッツオイルでも良い商品と
そうでない商品が販売されています。
できれば有機認定の低温圧搾(コールドプレス)製法で
製造しているグリーンナッツオイル(サチャインチオイル)を
購入してください。
あなたもオメガ3系脂肪酸を生活に取り入れて
ますます健康に、キレイになりましょう。