最近は少しずつ寒くなってきて蚊も飛ばなくなり、デング熱の話題もすっかり
なくなりましたが、もう少しすると今度はインフルエンザが流行する時期に
なります。
赤ちゃん・子供は他の病気のワクチンも接種する場合がありますが、
インフルエンザワクチンと同じ時期に接種しても良いのか
お伝えします。
インフルエンザワクチンと他のワクチンを同時に接種できるか?
インフルエンザワクチンと他のワクチンは基本同時に接種できます。
日本脳炎ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、
おたふくかぜワクチン、水ぼうそうワクチンなどほとんどのワクチンと
同時接種ができます。
インフルエンザワクチンと他のワクチンを接種する場合の注意点
平成26年度の接種計画について注意すべき点は
水ぼうそうワクチンが平成26年10月1日から定期接種化されたことです。
水ぼうそうワクチンは生ワクチンなので、接種すると次のワクチンを
接種するまでに4週間の間隔を空けなくてはいけません。
インフルエンザワクチンは10月1日から接種開始します。
そのためインフルエンザの接種機機会を逃さない為に、水ぼうそうワクチンと
インフルエンザワクチンを同時に接種することをおすすめします。
詳しくは近くの病院またはかかりつけのお医者さんにご確認ください。
インフルエンザワクチンと他のワクチンのまとめ
赤ちゃんはインフルエンザワクチンを生後6ヶ月から接種できます。
2012/2013シーズンはワクチン不足がありませんでしたが、
2011/2012シーズンは11月中旬からワクチンが不足しました。
今年はまだどうなるかはわかりませんが、予防接種を受けようとして
ワクチン不足で待たされることがないように
早めに予約しておきましょう。
生後6ヶ月未満の赤ちゃんがいるご家族は予防接種だけではなく、
家にインフルエンザウィルスを持ち込まないように
健康管理をしっかりすることと、インフルエンザウィルスは
湿気に弱いので部屋の湿度を60%前後になるように
加湿器などで調整してくださいね。
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