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洗足池公園での桜の見どころや見頃、混雑、屋台情報、洗足池桜まつりについて

暖かくなり、桜のつぼみがだんだん膨らみはじめてくると何だかウキウキしてきて、次はどこのお花見に行こうか考え始めるのではないでしょうか。
あなたは、毎年どこでお花見をしていますか?
人気のある場所は、場所取りなどで早くからシートを敷いたりと大変ですよね。

今回は、都内にあるお花見の穴場『洗足池公園の桜祭り』をご紹介したいと思います。
お花見の新しいスポットを探している!という方などぜひ参考にしてみてください。

洗足池公園とは

洗足池公園は、池のある公園としては都内でも屈指の広さを誇る場所です。
東急池上線洗足池駅から徒歩2分ほどのアクセスで、駅の改札を出て目の前の大通り(中原街道)を横断すると広々とした洗足池が見えます。

区指定名勝に指定されている洗足池は、 武蔵野台地の末端の湧水をせきとめた池で、 昔は千束郷の大池と呼ばれ、灌漑(かんがい)用水としても利用されました。
池のほとりの風景はとても美しく、 江戸時代には、歌川広重の浮世絵「名所江戸百景」に描かれるなど、江戸近郊における景勝地として知られていました。
現代においても、美しい水辺の景観の面影を残しています。

面積は、 周辺を含めると約67,000㎡、 水面の広さは約40,000㎡です。

洗足池とは、この池で日蓮が足を洗ったことから名付けられたと言われています。
また、袈裟をかけたといわれる袈裟掛けの松がある御松庵など、日蓮にまつわる伝承が残されている場所でもあります。
この他にも、池畔には、この地を愛した勝海舟の墓や西郷隆盛(南州)の留魂祠・詩碑などもあり、歴史上の偉大な人物の足跡も残されています。

洗足池でのお花見

池の周りを散策

池のほとりに桜が咲き、水面にしだれかかる様は、美しい限りです。
池の周りは、20~30分程度で歩ける距離なので、散策しながら桜を眺めるのも良いでしょう。

ボートに乗船

池のボート(有料)に乗って、池にしだれかかる桜に近づいて見るのも素敵です。
水面に映る桜を眺めたり、桜の花びらが水面に舞い落ちる様は、なんとも風情があります。
川ではないので「花筏(はないかだ)」とは言わないかもしれませんが、桜の花びらが水面をただよって流れるのをみて美しいと思うのは、日本人ならではの楽しみ方かもしれません。

また、池にはカモなども生息しているので、近寄ってきてくれることも。
桜の下で二人だけの時間が流れるお花見は、恋人同士にもおすすめですよ。

ボート大通りを渡ったところにある建物がボート乗り場となっています。

営業時間 9:30~16:30
サイクルポート 600円/30分 1,000円/60分
サイクルポート
(スワン)
800円/30分 1,300円/60分
ローボート
(手こぎボート)
400円/30分 600円/60分

お花見の時期は、ボート乗り場にも行列ができます。
特にスワンのボートは人気が高いようなので、お早めに行かれることをおすすめします。

シートを敷いて、大勢でワイワイと

遊具がある広場には、多くの桜の木が集まっていて、満開の時期は圧巻です。
そこでは、シートを敷いてお花見を楽しむ事ができます。

トイレが近いのも、お子様連れの家族には安心してお花見を楽しめる良い点です。
満開の時期の休日は、地面が見えないほどにシートが敷かれ、人気のエリアとなっています。
平日なら、場所を確保するのもそんなに難しくはないです。

場所取りですが、公園内は24時間自由に入ることができます。
しかし、公園の周りは住宅が密集しているので、節度をもって行いましょうね。

ライトアップで夜桜

夜に池の水面に映る桜も、昼間とは違った美しさを私達にみせてくれます。
水辺の近くのため、他の夜桜見物より気温が低く感じられるかもしれませんので、防寒対策は万全にしておきまようね。
また、洗足池は閑静な住宅街の中にあるので、特に夜間はマナーに注意が必要です。

ライトアップは、一部の情報では、満開時期のみで21時までとされています。
大田区の公式ホームページにもまだ情報がアップされておらず、はっきりとしたことはわかりません。
分かり次第追記したいと思います。


洗足池公園スポット

桜山

池の西北部一帯は桜山と称され、少し高くなった丘の桜の名所とされています。
満開の時期は、桜の花びらが舞い、幻想的な世界を堪能することができます。

桜の花びら越しに丘から見る洗足池も、幻想的で素敵ですよ。

池月橋

洗足池公園には、とても趣のある素敵な橋があります。
池月橋です。

池月橋は、平成27年10月に20年ぶりに架け替え工事が行われ、4月に開通されました。
地域に愛着のあった、初代と同様の連続3連太鼓橋として、毎年、洗足池公園で行われるイベント「春宵の響」の舞台としても使用され、地域の住民にも慕われる景勝地に溶け込んだ橋となっています。

桜の時期の風景はとても風情がある絵になります。

弁天島

池の畔に目を向けると弁天島が浮かぶのが見えます。
弁天島は、小さな朱い太鼓橋とで繋がっています。

その先を進むと、朱い社殿が見えてきます。
洗足池辨財天(厳島神社)です。

桜とのコラボはまさにフォトジェニックポイントとも言える美しさを感じられる場所なのではないでしょうか。

屋台情報

洗足池公園でのお花見は、屋台や食事のできるテーブルや椅子も用意されていますので、1年でこの時期しか味わえない花見酒を楽しむこともできます。
池の周りには、焼きそばやたこ焼き、ケバブなど持ち歩きも可能な屋台も出ているので、散策のお供にもなりますね。

的当てなどの昭和感たっぷりな屋台の周りは、子どもたちであふれています。
たまには童心にかえって子どもたちと一緒に楽しんでみても良いですね。

私が行った際には
新鮮な海鮮を目の前で網焼きにしてくれる屋台もでていました。
そこで、カウンターのように座れる場所も用意され、自分で好きな海鮮を選び、目の前で焼けるのを待ちながら熱燗をいただきました。
そんなことをしていると、都内の公園にいることを忘れてしまいそうになります。
屋台を切り盛りされているご夫婦とも話が弾み、千葉県房総で捕れた新鮮な海鮮が自慢で、このようなお祭りなどのイベントに全国まわられているそうです。
あなたもどこかで、このご夫婦の屋台を見つけたらぜひ熱燗と海鮮焼を楽しまれることをおすすめします。

基本情報

桜の見頃 3月下旬~4月上旬
種類 ソメイヨシノ
本数 250本程度
入場料 無料
場所 東京都大田区南千束2-14-5
アクセス 東急池上線 洗足池駅から徒歩2分
駐車場 無料駐車場有り。
中原街道沿いボート乗り場に数台止められるスペースがあります。
レストランとボート利用の方に限られるため、公園を散策する方は利用できません。

 

食べものや飲みものを調達するなら

洗足池駅のホームから眼の前に見える(洗足池と逆側)緑色のビルの1階にイーオンがあります。
また、改札を出て目の前の大通り(中原街道)沿いに、右手に少し歩いたところにモスバーガー、左手にはコンビニがあります。

生き物観察も楽しめます

洗足池公園には様々な生き物が観察できます。
池には、水の生き物を観察できる場所も沢山あります。
亀や、鯉、鴨なども見られます。

春の息吹を感じて、多くの生き物たちもいろいろな表情を見せてくると思いますよ。
お子さんと連れには、様々な生き物を観察することができるので飽きずに楽しむことができるでしょう。

混雑情報

混雑する場所は池の横に設置されている「桜広場」です。

「桜広場」は公園内でも名前の通り、桜が良く見える場所なので、土日はかなり混雑します。
宴会をする場合は早めに場所を確保することをおすすめします。
ただし基本的には事前の場所取りは、禁止されていますのでご近所に迷惑をかけないようにしましょう。

もし桜広場が混んでいて場所が取れない場合は、
混雑がそれほどでもない桜山周辺のスペースがおすすめです。

洗足池桜まつり

例年4月の第1金・土・日曜日には、洗足池商店街の「桜まつり」が開催されます。
期間中に商店街で買い物をするともらえる抽選券を、お楽しみ抽選会の日に利用できます。

2019年の桜祭りは、4月5日(金)~7日(日)の予定です。

4月5日、6日に買い物をすると抽選券がもらえ、7日午後2時から行われるお楽しみ抽選会に参加ができます。

2018年の賞品ですが、桜まつり賞が5000円の商品券でした。

この他、模擬店も多数出店されます。
期間中、商店街では洗足池のお花見とともにより一層の活気を見せてくれます。

まとめ

いかがでしたか

池のほとりには、源頼朝の旗揚げ伝説も残っており、別名「旗揚げ八幡」とも呼ばれている「千束八幡神社」や、勝海舟夫婦のお墓などもあるので、お花見を楽しみながら、この地の歴史に触れる良い機会になると思います。
この地をとても気に入り別邸を建てた勝海舟も、かつてこの桜を楽しんでいたのかもしれませんね。




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