頭痛や片頭痛で悩んでいる人はお医者さんに診てもらっても
「異常なし」あるいは「疲れがたまっている」と言われ
痛み止めの薬をもらって帰るだけで結局その後も頭痛で悩んでいる
人が多いのではないでしょうか?
そういう人達の中には実は:新型の頭痛で脳過敏症候群という病気の可能性があります。
今日はそのままずっと放っておくと実は危険な頭痛である脳過敏症候群に
ついてお伝えします。
新型頭痛の脳過敏症候群とは
もともと片頭痛に悩まされてきた人は年齢が高くなるにつれて
頭痛やめまい、不眠、不安など頭痛以外の不快な症状を
抱えるようになる場合があります。
このように片頭痛などの慢性頭痛に対し、長年適切な対処を欠いた
状態に放置していることで発症する症状を指す新たな病名を
脳過敏症候群と言います。
今までは原因が不明ということで症状を抑える薬を処方されても
改善しないため、我慢したり諦めたりすることが多かったと思います。
しかしそうした症状が脳の興奮性の高さによるもので病態の本質をつかめば
適切な治療法も見えてきます。
脳過敏症候群の予備軍とは
下記は脳過敏症候群になる可能性がある頭痛の症状です。
それでは一つずつ見ていきましょう。
① 片頭痛:脳の激しい興奮が痛みとなって現れている状態
対応を誤ると脳の興奮のしやすさがクセになり、:将来
脳過敏症候群へと移行していく恐れがあります。
② 郡発頭痛:床について1~2時間たったころ、突然激痛に
襲われる日が毎日のように続くというのが群発頭痛の
特徴です。発作が起こるのは1~2ヶ月の間に
集中しています。
日中はエネルギッシュに活動している人に多く見られます。
③ 緊張型頭痛:長時間デスクワークを続けた後などに、ひどい肩こりと
頭の重さがつらくなってくるというのが緊張型頭痛の典型的な
パターンです。
片頭痛が共存している場合もあれば肩こりをともなう片頭痛が
緊張型頭痛と誤解されることもあります。
④ 薬物乱用頭痛:鎮痛剤を飲めば楽になるものの、すぐにまた痛み出すので
薬の種類や量が増えていくというのが薬物乱用頭痛です。
どのタイプの頭痛でも薬の使い方次第で薬物乱用頭痛になる可能性が
ありますが、もっとも多いのが片頭痛からの移行です。
脳過敏症候群になるのを防ぐための受診のすすめ
医療現場では緊急を要する病気の症状ではない限り、
頭痛の訴えは軽視されがちです。
だからと言って治療を諦めてはいけません。
日本頭痛学会では頭痛の診断・治療に詳しい医師を
頭痛専門医として認定する制度を設けています。
詳しくは下記をご覧下さい。
日本頭痛学会のホームページ
新型頭痛の脳過敏症候群のまとめ
今まで頭痛で悩んでいた人はただ痛み止めを飲んで我慢していた
方が多いと思います。
新型頭痛の脳過敏症候群という病名を知ることにより、
あなたも一度専門のお医者さんに診てもらいましょう。
また脳過敏症候群に関して詳しく知りたいかたは
下記の本を一度読んでみることをおすすめします。
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