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インフルエンザ合併症の種類と症状、大人と子供での傾向の違いについて

インフルエンザで一番怖いのが合併症です。

種類も様々あり、大人と子供で気を付ける合併症についてお伝えします。

大人が気をつける合併症は肺炎

インフルエンザの合併症は肺炎・気管支炎が一番多く、大人、特に高齢者の合併症はほとんどがこれらの疾患です。

肺炎はインフルエンザウイルスによる肺炎もありますが、細菌感染による細菌性肺炎の方が頻度が高いです。

インフルエンザ肺炎は4~5日過ぎても高熱、咳が続いて呼吸困難、チアノーゼがみられます。

細菌の二次感染を伴う肺炎は熱が下がって症状が良くなったと思ったところに、再び発熱、悪寒、呼吸困難、多呼吸、一般症状の悪化が見られます。

このように肺炎と言っても高熱が続く場合と一度解熱してから再び症状が悪化していく場合があるので、どちらも注意が必要です。

また、気管支炎は熱があまり出ないイメージがあるかもしれまんが、インフルエンザの合併症の気管支炎の場合は
熱が出ることが多いです。

子供が注意したいライ症候群

脳炎・脳症はインフルエンザ感染後、3日~2週間をおいて頭痛と伴う意識障害やけいれんで発症します。

子供で一番気をつけないといけないのはライ症候群です。

のどの痛みや発熱などの症状後3日~10日ほどの間に激しいおう吐をもって発症し、意識障害、けいれんなどを伴い急速に進んでいきます。

年齢は3~16歳に多く、死亡率は36~58%と高率なので早期発見、治療が必要です。

ただしライ症候群の原因は最近アスピリン系の解熱剤が原因である可能性が高いと言われています。

39℃を超えない発熱で急に熱を下げようとしてはいけません。

高熱が出る理由はウイルスの攻撃から体を守るためなので、無理に平熱に戻そうとして解熱剤を子供に飲ませると
ライ症候群になる可能性があると言われています。

ただし40℃以上の熱が長い時間続くとその熱が体に障害を起こす可能性があるので、その場合は解熱剤を利用しても構いませんが必ず医師の指示受けてから飲むことをおすすめします。

そしてその際に飲む解熱剤はアスピリン系(バファリンなど)の薬ではなく、アセトアミノフェン(カロナールなど)を飲むようにしてください。(飲む前はかならず医師に確認してください)

ライ症候群と似ている病気で最近特に危険と言われているインフルエンザ脳症があります。

インフルエンザ脳症は日本に多い病気と言われていますが、それもそのはずインフルエンザ脳症という病名は日本にしかないからです。(あとは台湾くらいです)

海外ではライ症候群と呼ばれています。

「インフルエンザ脳症」と「ライ症候群」は
同じという説を私はして支持していますが、国が同じと認めていないのと、どちらの病気も正体が解明していないので同じとは断定できません。

カゼやインフルエンザを繰り返して免疫力をアップし、子供は強くなっていきます。

必要以上に焦ってすぐに熱を冷まさないといけないと思ってはいけません。



インフルエンザのその他の合併症

インフルエンザのその他の合併症は

などがあります。

この中で特に注意が必要なのは心合併症です。

心合併症は心筋炎・心膜炎の合併症が知られています。

心筋炎は咳、発熱などの症状に引き続き、胸痛、息切れ、呼吸困難、などの心不全症状が出ます。

時にはショック状態で救急搬送されることもあります。

特に心疾患をもつ患者がインフルエンザにかかった場合は重症化の恐れがあり特に注意が必要です。

胸の異常を感じたらすぐに病院に行くようにしましょう。

まとめ

インフルエンザの発症者は0~9歳の子供が約半数を占めているのに対し、インフルエンザによる死亡者は65歳以上の高齢者が大部分を占めていると言われています。

特に高齢者は持病がある方が多いのでインフルエンザにかかると合併症に気を付けないといけません。

規則正しい生活とバランスの良い食事を心がけ免疫力をアップさせると言われる乳酸菌が入ったヨーグルトやノロウイルスにも効果があると言われるラクトフェリンなどを予防の為に摂るようにしてください。

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