妊婦さんは風邪の対策に関してはひかないように努力できますが、
花粉症に関してはアレルギーが原因なので、
どうしようもない部分もありますし、
今まで花粉症では無かった人が突然かかる場合もあり
対策が難しい病気です。
今日は妊婦さんが花粉症の場合どのような
対策を取るのが良いのか、そして2015年は例年よりも
花粉の量は多いのかお伝えします。
妊婦がきっかけでの花粉症はあるか?
もともと花粉症だった人は、
妊婦によって症状が悪化することがよくあります。
また妊婦中は体内環境が大きく変化するため、
今までに花粉症を発症したことがなかった人でも
花粉症になる場合があるので油断は禁物です。
また妊婦中に花粉症とよく似た鼻炎を発症する人もいます。
それぞれ対処の仕方が違うので、
おかしいなと思ったら
早めに病院で調べてもらいましょう。
妊婦中の花粉症のくしゃみは影響ある?
花粉症の激しいくしゃみが赤ちゃんに影響あるのでは?
心配する妊婦さんもいますが、
花粉症のくしゃみで流産や早産がおこることは
まずありません。
ただ腹圧がかかりすぎて
「お腹に張りを感じる」
「子宮に力が入ってしまう」
このような場合は医師に相談が必要です。
妊婦中に花粉症の薬を飲んでも平気?
妊婦の薬物使用については慎重意見が根強いです。
厚生労働省の研究班による
「鼻アレルギーガイドライン」には
妊婦の使用実績に応じた薬の安全評価が示されていますが
「妊娠4ヶ月の半ばまでは原則として
薬物は避けたほうが安全」としています。
特に妊娠4週から7週まではNGです。
ただし薬を飲まないで我慢しすぎるのも良くないと
言われているのでくしゃみが止まらないなど
症状がひどい場合は
お医者さんに相談して
薬を服用するか指示に従ってください。
薬を処方される場合は
抗ヒスタミン薬のポララミンやアタラックス
漢方の小青龍湯などを処方されることが多いようです。
妊婦さんにおすすめの花粉症対策
妊婦さんに関する薬の副作用は実験できないため
安全だと言われていても
やはりできるだけ薬を飲むのは避けたいところ。
そんな場合はやっぱり体質改善が一番です。
花粉症のシーズンに入る前から飲食すると
効果があると言われています。
花粉症対策で良く効く食べ物と飲み物を紹介します。
食べ物
ヨーグルト、ごま、しそ、レンコン、しそ、
ブロッコリー、キノコ、
飲み物
青汁、甜茶、べにふうき緑茶、
ハトムギ、トマトジュース
ヨーグルトとレンコンに関しては下記にて詳しく
説明しています。
2015年スギ・ヒノキ花粉情報
2015年の花粉飛散量は平年(2008~2014年平均)の1割増、
2014年シーズンの5割増となる予想です。
東日本は平年よりやや多く平年の3割増
西日本では平年と同じかやや少なくなりそうです。
最も花粉が飛散ふる地域は関東~東海で多いところでは
平年の5割増となる見込みです。
中四国や九州の飛散量は平年より少なくなる見込みで、
2014年の半分になる地域もあるようです。
妊婦中の花粉症対策のまとめ
2015年は例年と同様、2月以降は徐々に花粉飛散量が
増えていくので、
早めに事前の対策をとることが必要です。
是非今のうちから、体質改善をしてできるだけ
症状を軽くするようにしましょう。