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賞味期限切れの納豆はいつまで大丈夫?納豆の冷凍保存は可能か?

賞味期限切れ 納豆

納豆は元々腐っているのになぜ賞味期限が短いの?と

思っている人は多いのではないでしょうか?

今日は納豆の賞味期限が過ぎても食べて大丈夫なのか、
また冷凍で保管ができるのかお伝えします。

賞味期限が切れた納豆は食べられる?

納豆は腐っているというよりは「発酵」している食品です。

「腐敗」と「発酵」の違いとは科学的なメカニズムは同じで
人にとって有益か否かという点です。

人間に害を与える雑菌が増えたものを「腐敗」
人間に有益なものを「発酵」と言います。

賞味期限というのは「美味しく食べられる期間」のことで、

多くのメーカーは賞味期限を

検査により実際に美味しく食べられると定めた期間の
7割程度にしています。

(検査で10日間美味しく食べられるならばその7割で7日間の設定)

賞味期限が1週間前後の納豆は実際に3日程度過ぎても
問題なく食べることができます。

賞味期限が切れた納豆はどうなるの?

では3日以上賞味期限が過ぎた納豆は食べられないのかと言うと
実際は食べられます。

ただ何か月も過ぎた納豆できちんと冷蔵保存されていないと、外観が茶色っぽくドロっと溶けたような状態になり、ツンとする臭いや、焦げたような臭いが発生します。

また食べるとシャリシャリとした砂を噛んだような食感があり、
苦味があります。

さらに日にちが経つと表面にアミノ酸の1種のチロシンという
白い結晶ができてしまいます。

健康には害になるとは考えにくいのですが、風味は失われて
本当に美味しくないです。

中には1ヶ月過ぎても問題ないという人や、
腐っているほうが好きという人もいますが

食べる場合は自己責任でお願いします。


納豆は冷凍保存できるのか?

納豆は冷凍保存することができます

納豆菌は温度に強く、高温ならば120℃、低温ならばマイナス100℃でも
死滅しないと言われています。

冷凍すると納豆菌は殻に閉じこもり休眠状態に入ります。
解凍して20℃くらいの温度になると再び発酵が始まります。

栄養価も普通の冷凍食品と同じようにほとんど損なわれることはありません。

納豆を冷凍保存する場合に

買ってきたパックのまま保存することもできますが、
冷凍焼けなどによる乾燥やにおい移りなどを防ぐため

パックから出してタッパーに入れたり
パックのままラップに包み、フリーザーバッグに入れて

冷凍したほうが良いでしょう。

納豆を解凍する場合は

電子レンジで解凍するのも可能なのですが、
できるだけ品質を損なわないようにするためにも

解凍は食べる前日に冷蔵庫に移して解凍するか、
常温での自然解凍がおすすめです。

冷凍納豆の保管期間は1ヶ月程度が良いでしょう。

1ヶ月以上過ぎても問題はありませんが、
味は徐々に落ちてきます。

賞味期限切れの納豆のまとめ

私は賞味期限が切れている食品でもあまり気にせずに
食べるほうですが、

納豆に関しては

品質が落ちるスピードが早く
食べられる状態でもアンモニア臭や苦味が強くなるので

食べない場合も多いですが、

最近は余ってしまうと思ったら賞味期限が切れる前に
冷凍で保存しています。

賞味期限が切れる前に食べ切るか冷凍保存をして
捨てないようにしましょうね。



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