17b53369a9ae4d4b097224225a8ed3d5_s

2016年4月から電力自由化が始まりますが
契約を変更した場合に色々と疑問がわくのでは
ないでしょうか?

電力自由化後の疑問に多い停電・引っ越し・滞納
契約先の電力会社の倒産についてお答えします。

必要な所だけでも良いので確認してくださいね。

停電の時はどう対応するの?

電力自由化になって契約会社を変えた時に
不安になるのが停電ですね。

ただ安定供給のセーフティーネットが以前よりも
強化されたので

電力自由化になったからといって停電しやすくなる
ということはありません。

もちろん全く停電が起こらないわけではありませんし
断線や自然災害などで停電する可能性もあります。

ここで注意しなければいけないのは
新たな電力会社に契約を変更するとトラブル時の
連絡先は契約している電力会社の窓口になります。

自宅のみの停電の場合はこれまでのように
ブレーカーの「入/切」を確認して

」の場合は原因と思われる電化製品を抜いてから
ブレーカー「」にして復旧します。

」の場合は

スマートメーターが既に設置されていれば
停電を検知して数秒から数十秒で自動的に電気が
復旧する設定になっています。

スマートメーターがなくブレーカーが
「入」なのに停電している場合は
契約している電力会社に連絡します。

引っ越しで電力会社を変更したい場合は違約金発生?

これまでに各社が発表しているプランでは1~2年の契約期間が
設けられている料金プランもあります。

このような場合は契約期間の満了前に解約すると解約違約金が
発生してしまいますが

これらの料金プランの多くは引っ越しによる解約であれば
契約期間内でも違約金はかかりません。

ただし注意したいのが引っ越し先のエリアでも現在契約している
電力会社がサービスを展開している場合

別の電力会社に変更すると
解約時に違約金が発生してしまうこともあります。

解約時の違約金はプランによって異なるので
引っ越し前に居住エリアの電力会社や現在の契約内容を
もう一度よく確認しましょう。

セット割の場合支払い忘れや滞納するとどうなる?

契約したプランのなかには電気と携帯電話、電気とガス、
電気とインターネット回線などセット契約によって
割引サービスを受けられるものも多くあります。

これらのセット契約の料金は一括で支払わなければ
ならないので

料金の支払いを滞納した場合は
セット契約や滞納が確定した時点で解約されてしまう
可能性があります。

さらにこのようなセット契約は契約期間が設けられているので
契約期間を満了していないと解約違約金も発生します。

支払いを滞納してもすぐに電気の供給が停止するということは
ないですが

たいてい電気の供給停止日が書かれてある支払い警告の用紙が
届きます。

仕事などで忙しくて忘れてしまう場合がありますが
停止日までには必ず支払うようにしましょう。

契約先の会社が倒産したら?

電力自由化の小売部門に参入している企業は100社以上あり
市場での競争が激しくなると契約している電力会社が
倒産する可能性もあります。

ただ契約している電力会社が倒産したとしても
消費者保護のセーフティーネットが設けられているため
自宅への電気供給がとまることはありません。

もし倒産した場合は契約先の電力会社の料金プランは
適用されなくなるので

経過措置プランとして自動的に居住地域の
既存の電力会社の従量電灯プランに
切り替えられることになり

事後に地域の電力会社との契約が必要になります。

その後契約する電力会社のプランを選択するまでは
この経過措置プランが適用されることになります。

まとめ

電力自由化でいろいろな業種の企業が参加していますが
それぞれ契約内容が違いますので

必ず契約内容を確認するようにしましょう。

とくに引っ越しをする機会が多い人は引っ越しする場合に
契約期間内でも違約金が発生することがあるのか
注意してください。

現在まだ電力会社を変更する割合はまだ10%程度と
少ないようですが

自分に合ったプランを選べばかなりお得になるので
そのままにせずに

電力比較サイトエネチェンジ
などで確認してみてください。