箱根でおすすめしたいポーラ美術館と岡田美術館の見どころと魅力について

近頃、日を追うごとに秋が深まっているのを感じますね。
気がつけば季節は冬に・・・となる前に、足早に過ぎ去ろうとしている秋を堪能しようと、箱根の美術館めぐりの旅に出かけました。
箱根にある美術館の魅力といえば、やはり美しい手付かずの自然に囲まれ、五感全てが刺激される空間だということです。

今回の旅では、ポーラ美術館と岡田美術館に行ってきましたので、ご紹介していきますね。

ポーラ美術館

森の奥へと私達を誘うかのような建物が、ポーラ美術館への入り口です。
秋が深まる頃には、紅葉した景色に変わり、雪が積もれば銀世界の中へと、四季によっていろいろな世界へと私達を誘うデザインになっているそうです。

「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに掲げているだけのことはありますね。
ポーラ美術館は、2002年に開館。
ポーラ創業家2代目の鈴木常司氏が収集したコレクションは、総数1万点にもなるそうです。

特別展

19世紀後期から20世紀初期にかけて活動したフランス人画家 オディロン・ルドン の作品が公開されています。

会場へは、「ル・ド・ン」とくり抜かれた場所を通り、中へと入ります。

絵画に興味のない方でも、こちらの絵には見覚えがある方もいらっしゃるのでは?
浮世絵やアニメの世界でも、この絵に影響を受けたのでは。。。といわれる画家たちも。

不気味な怪物たちがうごめく光景や、 幻想的な世界を絵画を描いた ルドン独特の世界観をたっぷり堪能できました。

コレクション企画

2018年12月2日までの期間、増田セバスチャンの『Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-』展覧会が開催されています。
誰もが知るモネの「睡蓮の池」をモチーフに様々な素材をリズミカルに組み合わせ構築し、時代も文化も超え新たなモネの世界が広がります。

「風の遊ぶ散歩道」

館内の敷地には、ブナ・ヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内の自然を独り占めできる遊歩道があります。
四季を通じて訪れる野鳥たちのさえずりが聞こえ、運がよければ小動物に会えることもあるそうです。
所要時間は20分程度

実際に訪れると

私が訪れた日は大型の台風24号が関東にも近づいていた日・・・
雨がだんだんと強まる中、美術館の傘を借りて散策に出かけました。

さすがに私たち以外に人影はなく、残念ながら鳥のさえずりも聞くことはできませんでした。

そんな中、木々の葉にポンポンと雨音のリズム。
それ以外の音は何もしない・・・

普段の雑多な音に囲まれた街とは、別世界の音と匂いがしました。

レストラン カフェ

美術館の中には、カフェやレストランが併設されています。
明るい光がふりそそぐ『カフェ チューン』。
展覧会の合間に素敵な空間でカフェを楽しみましょう。
モネ柄のカップも癒されます。

大きな窓の先に、素晴らしい箱根の山々を望むことのできる『レストラン アレイ』。

その季節に合わせたお料理を楽しむことができます。
「画家が好んだお料理」や「ゆかりの地の名産」を堪能することができるのも楽しみのひとつ。
企画展にあわせた期間限定メニューもあり、私達の視覚、嗅覚や味覚を満足させてくれます。

基本情報

開館時間 午前9時~午後5時
※入館受付は午後4時30分まで
休館日 年中無休
※展示替のための臨時休館あり
入館料
  • 大人 :¥1,800(¥1,500)
  • シニア割引(65歳以上):¥1,600 (¥1,500)
  • 大学・高校生:¥1,300(¥1,100)
  • 中学・小学生(土曜日無料):¥700(¥500)
  • 障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで):¥1,000(¥1,000)

()内は15名以上の団体料金となります。

住所 〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
駐車場 有り(¥500/1日)
お問合せ TEL:(0460)- 84 -2111
ポーラ美術館公式ページはこちら

 

おすすめアクセス

ポーラ美術館への直通バスが運行されています。
小田原駅発が1日1本、箱根湯本駅発が1日3本あります。
(平日、土日祝共通)

所要時間目安
小田原駅~ポーラ美術館 約60分
箱根湯本駅~ポーラ美術館 約40分

私自身利用して良かったのが、箱根湯本駅からポーラ美術館までの箱根登山バスの乗車券(片道)と美術館入場券とがセットになったお得な券です。
別々で支払うより、一人あたり350円程度お得です♪

ただ、座っていてもどこかにつかまっていないと投げ出されそうに・・・
山道を走るバスに乗り慣れていないからでしょうね(笑)

ちょっとしたアトラクションのようで楽しめましたが、車酔いなどが心配な方は別の交通手段を利用されるといいかもしれません。

台風の影響

ポーラ美術館を巡ったその日の夜は強羅温泉に一泊しましたが、台風が近づくに連れ風と雨が強くなり少し不安な一夜となりました。

翌日の朝は、箱根でも台風の影響で倒木の被害があちらこちらに。
鉄道、バス、ロープウェイなどの交通手段が麻痺し、タクシーもキャンセル待ち状態でした。
一時は途方にくれましたが、チェックアウトの時間までには、次の目的地である岡田美術館までのバスが動きはじめていたので少しホッとしました。

強羅駅に向かうと、バス停には移動手段を無くした長い長蛇の列が…
どうにかギュウギュウのバスに乗り込み、岡田美術館にたどり着けた私達は、まだ幸運だったかもしれません。

こんなハプニングも、旅の醍醐味ですね。


岡田美術館

小涌谷(こわくだに)温泉の一角にある美術館です。
今年が開館5周年という比較的新しい美術館です。

全5階から成る建物の延べ床面積は約7,700mで、展示面積は約5,000mにも及びます。
この広い会場に、日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品が展示されています。

岡田美術館の特徴としては、他の美術館に比べてセキュリティーがとても厳しく、貴重品以外の持ち込みは禁止されています。
スマホも持ち込みできません。ロッカーに預けます。
入り口は、空港並みの荷物検査と金属探知のゲートとなっており、そこをくぐり中へ入ります。

そして、入館料は大人2,800円という値段にも驚かされます。

このような特徴のためか、他の美術館よりも空いていて、ゆっくりと作品を堪能することができました。
台風の影響もあったかもしれませんが・・・

ただ、その金額も納得のすばらしさです。
きっと、作品、建物、美術館全てに誇りと愛情を持って営業されているのでしょう。

その素晴らしさを少しご紹介します。

庭園

岡田美術館にも散策できる庭園があります。(入園料 300円)
「〜湧水・樹木の生命力〜 自然の恵みを感じる庭園空間」をコンセプトに設計されました。
自然との調和を重視し、ゆたかな自然林、滝や池などの水景が一体となった美しい空間となっています。

春夏秋冬と四季折々の景色を楽しめるため、年間通して訪れたくなってしまいます。

開化亭

岡田美術館は、明治時代に存在した欧米人向けのホテル「開化亭」の跡地に建設されました。
その「開化亭」という名で昭和初期の日本家屋を改装したカフェが庭園にあります。
ゆっくりと庭園を眺めながら癒しの空間を楽しめます。

専属のパティシエさんのチョコレート付きのコーヒーは看板メニューの様で、またいただきたくなる逸品です。
これだけを求めていらっしゃる方もいるとか。

足湯

 

建物正面には、源泉掛け流しの足湯があります。
温度もちょうどよく、広い館内を見て回った足の疲れを癒やすにはとても良かったです。
こちらは、入館料を払えば無料で利用できます。

カフェにもなっているので飲み物なども別料金となりますが、注文できます。
そして足湯に浸かりながら、福井江太郎による巨大壁画「風・刻(かぜ・とき)」(風神雷神図)を堪能できるのが、なんとも贅沢で、美術館ならではの足湯といえますね。

基本情報

開館時間 午前9時〜午後5時
(入館受付は4時30分まで)
休館日 会期中無休
(12月31日・1月1日休館)
入館料 一般・大学生  2,800円
小中高生  1,800円
住所 〒 250-0406
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
駐車場 有り
美術館ご利用の方は無料。
庭園・足湯のみご利用の方は1時間無料
(以降500円/1時間)。
お問合せ TEL:0460-87-3931
岡田美術館公式ページはこちら



旅のしおり

アイフォンを使用されている方は、メモ帳アプリを活用している方も多いのでは?
メモ帳アプリを使って、旅のしおりを作成し、一緒にいく仲間とメモを共有すればスマートな旅になりますよ。

共有することで、待ち合わせの時間や場所、公共機関の乗り物の時刻の確認、チェックリストなどを一緒に旅する仲間と共有できます。
宿や時刻表のリンクも貼り付けられるため、宿の場所までのアクセスを確認したい、バスの時刻表をチェックしたい時など便利です。

共有していれば、共有者全員がメモを編集することも可能ですし、日程に変更が生じてもすぐ修正できるのが便利な点です。
ぜひ、活用してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、箱根の手付かずの美しい自然の中で才能あふれる芸術家の作品にふれ、芸術家たちが懸命に生きた時代に思いを馳せた旅でした。
きっとこの美しい自然は芸術家たちが生きていた時代にも変わらず存在していたのでしょうね・・・




コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ