目黒川の桜は上野公園のような
大宴会をしながら見る桜ではなく、
ゆっくり歩きながら見る桜ですが、
東京都内の桜の名所人気ランキングでも
1位になったりするなど年々見物客が
増えています。
今回は2018年の目黒川の桜の見所と見頃、
そして大人気のお花見クルーズについて
お伝えします。
目黒川の桜の見所は?
目黒川の桜は目黒川にかかる大橋から太鼓橋付近の全長3.8kmの川沿いに約800本のソメイヨシノが連なる水辺の桜並木を楽しむことができるのが特徴です。
両岸から水面に身を乗り出すように伸びてどこまでも続く桜並木は圧巻ですよ。
そして暗くなるとぼんぼりに火が灯り、さらに天神橋から蓬莱橋にかけてのライトアップが追加されます。
その灯りが川面に揺れる眺めはとても幻想的ですよ~。
また目黒川沿いにはおしゃれなカフェやお店が多く桜を見ながら色々なお店を訪ねたりすることも楽しみのひとつです。
下記の動画は以前の目黒川の桜の様子です。
目黒川の桜のアクセスとおすすめルート
目黒川の桜を見る場合のアクセスは上流、中流、下流でそれぞれ最寄り駅が違います。
- 上流:東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩3分
- 中流:東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅から徒歩1分
- 下流:JR山手線、東急目黒線、地下鉄南北線、都営三田線 目黒駅から徒歩5分
上流から下流までは4km近くあるので桜を見ながらゆっくり歩くとかなり時間がかかってしまいます。
急いで歩けば良いのですが桜が咲いているこの時期は混雑でなかなか前に進めない区間もあります。
多いです。
そこでおすすめは中流の最寄り駅である中目黒駅から目黒川沿いを上流の池尻大橋方向へ向かい、山手通りとぶつかる手前までです。
この辺りの桜が一番キレイですよ。
一昨年(2018年)私は桜が満開の時期に池尻大橋駅から中目黒駅まで歩いてみました。池尻大橋駅は混雑がなく、川沿いでも人がまばらなのでゆっくり見ることができ、スムーズに歩くことができます。ところが中目黒駅まであと400~500mということろで急に混雑します。
つまり一番桜がキレイなところには屋台が出ているので道が狭いのにもかかわらず、大行列ができてしまうので、なかなか前に進むことができません。
中目黒から池尻大橋までが約1.6kmでそれよりも山手通りは手前です。通常歩くと20分前後ですが混雑時はその倍の40分程度はかかると思われます。中目黒駅のの改札を出て、正面の信号を渡ってまっすぐ進むとすぐ目黒川です。
改札を出るとすぐに目黒川の案内が出ている、または案内をしてくれる人いますので、すぐにわかります。中目黒から池尻大橋にかけての桜がおすすめの理由は川幅が狭くなるので両岸から伸びた枝が重なりあい桜が目黒川を抱いて咲いているように見える景色が本当に美しいです。
夜にはたくさんの提灯がライトアップされるので昼でも夜でも見物客が多く賑わっています。
また山手通りの手前にある「中の橋」は写真撮影におすすめです。この橋は雑誌のお花見特集の記事やドラマのロケでもよく使われており人気スポットです。
ただ混雑がすごいので橋の上に立つのも大変ですが・・・。例年桜が咲いている時期は目黒川の周辺ではたくさんの飲食店や焼き鳥、軽食、ワインなどの屋台も出ています。
ただお花見の時期はどの店もほとんど満席で特に川沿いの店は予約なしでは入れませんのでスケジュールが決まったらすぐに予約をいれましょう。
※屋台も人気のお店は行列ができています。
目黒川の桜まつり2020やライトアップの期間は?
桜が満開になる時期に合わせて、毎年色々イベントが開催されます。やはり一番の人気は「目黒川桜まつり」です。
まだ2018年の開催時期は発表されていませんが毎年3月の終わりから10日間程度開催されていて、その中の日曜日にイベント「中目黒桜まつり」が行われます。
2018年は桜祭りは4月8日(日)でした。
となると2019年は4月7日(日)の可能性が高いです。
イベントの場所は中目黒駅からすぐの目黒川と蛇崩川(じゃくずれがわ)の合流地点に設けられた特設ステージです。
吹奏楽のコンサートやダンス、阿波、よさこいなどのパフォーマンス三味線や和太鼓の演奏があり、また例年は先着で花鉢のプレゼントもあります。
そしてこの桜まつりのシーズンはイベント会場の周辺にも多くの屋台が立ち並びとても賑わいます。
また中目黒から池尻大橋駅のライトアップはこの桜まつり期間中に行われて
2017年と2018年は3月25日(土)~4月10日(月)の18時~21時に行われました。2019年は2019年は3月23日~4月10日でした。桜の開花状況によりますが、2020年も同じくらいに行われると思われます。
夜桜を見ながらカップルやご家族で食べ歩きをするのはいかがでしょうか?
目黒川のお花見クルーズ
ゆっくり歩いたり、立ち止まったりしながら見るお花見も良いですが、目黒川の桜を船から鑑賞する「目黒川お花見クルーズ」はいかがでしょうか。
クルーズに乗ることで色々な桜を見ることができます。
ソメイヨシノはもちろんのこと目黒雅叙園前ではしだれ桜、ソメイヨシノ開花後、約10日前後には大崎、五反田の近くを通ると八重桜の開花を見ることができます。
そしておすすめはソメイヨシノが満開の時期で、上を見ると満開のソメイヨシノが川面には桜の花びらが覆っている「花いかだ」を見ることができます。
こちらの動画でも「花いかだ」を見ることができますよ。
乗合なので1名様からの参加も可能です。期間は3月下旬から4月上旬です。(開花日予想がわかり日程の詳細が発表されます)
満開の時期は1日5回運航し、運航時間は約70分です。また、昼のクルーズだけでなく夜桜便もあります。
スタートとゴール地点は東京モノレール、りんかい線の「天王洲アイル」駅から徒歩5分のところにある「天王洲ヤマツピア桟橋」です。
コースは
天王洲ヤマツピア桟橋~目黒川水門~荏原神社~荏原神社 大崎~五反田~天王洲ヤマツピア桟橋
となっています。
※船内での飲み物や料理のサービスはありません。
料金は事前予約で
- 大人3,900円
- 子供(4~12歳)1名2,900円
となります。
※ご予約後5日以内の事前振込みが条件になります。
当日お支払い(予約不可)の場合は
大人 4,500円 子供 4,000円です。
毎年テレビなどで紹介されてとても人気があるのでお早めにお申し込みください。
例年の予約開始は2月1日からです。
詳細は目黒川お花見クルーズホームページ
乗合の他に貸切プラン(飲みもの、料理持ち込み可)もあります。
2020年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想
2018年東京ではは3月17日(土)に開花宣言がありました。2016年と2017年はともに3月21日に桜(ソメイヨシノ)の開花と比べると、それよりも4日早く、平年よりも9日も早い開花です。
そして2019年は3月21日で2016、17年と同じでした。平年は3月26日ですので、やはりここ数年は平年よりも早い時期に開花宣言がありました。
となると気になるのは満開日です。ソメイヨシノが満開になるのは関東では開花してから7日程度と言われています。そして満開の期間は5,6日程度、咲き始めから散るまでは2週間程度と言われています。
ただ2017年は開花してから寒い日が続き、満開になったのは開花してから12日後でした。逆に2018年、19年は開花してから1日だけ寒い日が合ったものの、その後は順調に満開なりました。
桜が開花するまでの天候もですが、開花した後の天候も注目して満開の期間に予定を入れてくださいね。
桜の開花から満開までは何日?しっかり早くしてお花見を楽しもう!
まとめ
目黒川の桜はとても混雑しますが、桜と街並みがとてもマッチしていて、雰囲気がとてもて良いのでまだ行ったことがない方におすすめです。
今年は開花予想が平年とそれほど変わらないので、今のうちに人気のお店やクルーズを申し込んではいかがでしょうか。
花見 2015
http://www.cheriblossom.com