引っ越しが決まると、色々大変ですよね。
荷物の整理や、新しく住む家の事やらで「てんてこ舞い!」
私も今まで3回の引っ越しを経験しているので、その忙しさが、十分解ります。
しかし、忙しい事を理由に出来ないのが、住所変更です。
住所変更をしないと、どんなデメリットがあるのか?
住所変更をするタイミングは、いつがよいのか?
まとめましたので、ご紹介します。
関連記事:引越し後の免許証の住所変更に期限はある?変更しない場合のデメリットは?
住所変更をしないデメリットとは
引っ越しが決まり新しい住所を、親兄弟、友人など身近な人には伝えたから大丈夫!
なんて思っていたら大間違いですよ。
住んでいる住所が変わる住所変更(住民票異動届)は、法律で定められていて、国民の義務となっています。
ここで1つデメリットとなるキーワードが出てきました。
「法律で定められた国民の義務」
義務と言う事は、住所変更を怠ると、罰則が発生します。
「最大5万円の過料」がかせられます。
もちろん拒否することはできません。
住所変更(住民票異動届)を行わなくても大丈夫な場合もある
生活拠点が変わらない場合
例えば、
別宅を購入して、寝泊りするような事が多かったとしても、生活の拠点が変わらないのなら大丈夫です。
引っ越し先の住所に住むのが1年未満の場合
例えば、単身赴任が1年未満とか、この様な場合は大丈夫です。
他に考えられるデメリットとは
- 新しい住所で運転免許証などの更新手続きが出来ない
- 住民票や所得証明など新しい住所の物を発行出来ない
- 本人確認で必要な書類が古い住所でしか発行できない
- 選挙権が発行されない
ご家族がいる場合も同じデメリットが考えられます。
特にお子様がいる場合は、転居先の学校の手続きが遅れてしまうので要注意です。
引っ越しの住所変更のタイミングは
住所変更に行くにも、タイミングが分からないと、
再度いく事になったり、行きそびれてしまったりしちゃいますよね。
何が必要なのか下記でチェックしましょう!
同じ市町村役場内に引っ越しする場合
必要な手続きは「転居届」
引っ越し後14日以内に市町村役場に行き、転居届の提出が必要です。
手続きに必要な物
- 顔写真が付いた身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
現在住んでいる市町村以外に引っ越しする場合
- 現在住んでいる市町村役場で必要な手続きは「転出届」
- 新しく住む市町村役場で必要な手続きは「転入届」
「転出届」は、引っ越す14日前から手続きが出来ます。
その時「転出証明書」が発行されます。
手続きに必要な物
- 顔写真が付いた身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
手続きに必要な物
- 顔写真が付いた身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
- 「転出証明書」
行政の手続きは、市町村役場に行った時にいっぺんに済ます事が出来る様に、
持参して聞いた方がよいですよ。
例えば、
- 国民健康保険
- 国民年金
- 介護保険被保険者証
引っ越しの住所変更疑問点
住所変更(住民票異動届)を行わなくても大丈夫な引っ越しがありましたが、
この場合はどっち?
と、誰もが迷う事についてご紹介します。
- 子供の進学に伴い、3年以上一人暮らしをする場合
- 子供が自立の為、実家の近くで一人暮らしをする場合
実家に私物が残っているとか、定期的に帰って来るようであれば、拠点が実家と言う事で、
「住所変更をしなくても大丈夫かな?」と思われます。
実際多くの方は住所変更しないパターンですね。
ただしそれは、いずれ実家に戻る事が前提となります。
基本的には、住所変更が必要だと言う事は覚えておいてくださいね。
まとめ
- 住所変更は国民としての義務ですよ。
- 引っ越す14日前、引っ越した後14日まで、14日がキーワードですね。
- これは悩みますが、不便な様なら住所変更した方がよいですよ。
引っ越す時は色々バタバタしちゃいますが、
住所変更だけは忘れない様にしましょうね。
最後にもう一つ重要なポイントがあります。
それは、郵便物の届け先変更届です。
転居届に記入した、転送開始希望日から転送が開始されます。
転居届を転出してから登録まで、3~7営業日が必要なので、早めの手続きが必要ですよ。
それとよく忘れたり、仕事が忙しくてすぐにやらない人が多いのが
「引っ越し後の免許証の住所変更」です。
こちらも忘れると色々と面倒なことがありますので、できるだけ早めに済ませましょう。
詳しくは
引越し後の免許証の住所変更に期限はある?変更しない場合のデメリットは?をご覧ください。