1年以内に身内に不幸が起きた場合に送るのが喪中はがきですが、その時に悩んでしまうのが

  • 喪中の親族・身内の範囲
  • 喪中はがきを出す時期
  • 喪中はがきを出す相手
  • 出し忘れなどの場合の対応

というところではないでしょうか?

それでは順番にお伝えしていきます。

喪中はがきを出す範囲は何親等まで?

①喪中はがきを基本は出す親族

●配偶者(夫、妻)
● 一親等:父、母、子(義理も含む)

これらの親族が亡くなった場合はほとんどの方が喪中はがきを出しています。

ただし義理の父母が亡くなった場合夫婦で別々に年賀状を出しているのであれば、会社関係や友人関係であれば年賀状を出しても差し障りはないと言われています

ただきちんと夫婦で話し合ってからにしましょう。

本来であれば義理の父母が亡くなった場合は喪中はがきです。

また血のつながった親、兄弟であっても別々に育ったり、疎遠で本人が喪中にしなくて良いと考えれば喪中にはなりません。

②喪中はがきを出す場合が多い親族

●二親等
祖父母、孫、兄弟姉妹(義理も含む)

自分と血のつながりがある祖父母や兄弟姉妹の場合は基本喪中はがきを出しますが、義理の祖父母や兄弟姉妹の場合は状況にもよります。

同居している場合は喪中はがきを出すことがほとんどですが、遠方に住んでいる妻の祖父が亡くなった場合は、

  • 妻の友人、知人には喪中はがき
  • 夫の友人、知人には年賀はがき
    という場合が多いです。

夫婦連名で出す場合はよく話し合ってから出すようにしましょう。

もちろん夫が喪中はがきを出しても全く問題はありません。

また同居していない兄弟姉妹の場合は服喪期間は90日なので亡くなられてから3か月以上経過いている場合は
喪が明けたととらえて年賀状を出しても問題はありません。

もちろん3か月以上過ぎていても年賀状を出す気分ではないという場合は喪中はがきで構いません。

③ほとんど喪中はがきは出さない親族

三親等
曽祖父母、曽孫、叔父、叔母、伯父、伯母、
甥、姪

ほとんど喪中はがきを出すことはありませんが、三親等の場合は亡くなっても同居や故人への思い入れ、親交度合いなどの基準で決めましょう。

また二親等内でも不仲であったり、長期に渡って疎遠であった場合は出さない方もいるようですが、そこは気持ちの問題ですのでご夫婦でお決めになってください。

喪中はがきを出す相手の範囲は?

一般的に年賀状をやり取りしている方には喪中はがきを出している場合が多いです。

この場合は故人とのかかわりがない方にも出しているようです。

この場合のマナーですがプレイベートとビジネス上では分けるべきと考える人もいて

「故人を知っている方、家族でお付き合いをしていた方だけに喪中はがきを出しましょう。」と言う方もいます。

ただ喪中はがきは「年賀欠礼状」といって「喪中の為に新年の挨拶ができません。」

という意味があるので、

基本の喪中はがきを出す相手は毎年年賀状のやり取りをしている人です。

ただし身内(親、兄弟姉妹、日々連絡を取っている親戚など)は不幸があったことは知っているので、喪中はがきは出す必要はありません。

喪中はがきを出す時期は?

喪中はがきは「年賀状は出しません」ということを相手に知らせる年賀欠礼のあいさつ状です。

早い人は年賀状を12月の上旬に出すので、喪中はがきは10月から遅くても12月上旬には出すようにしましょう。

ただし11月や12月に不幸があった場合はその時期に喪中はがきが出せないことが多いので、そのような時には「松の内」が明ける1月7日ごろから「寒中見舞い」を出すようにしましょう。

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年賀状であれば
「今年のデザインはどうしようかな?」
くらいしか考えることがありませんが

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喪中はがきを出し忘れて年賀状をもらった場合

実際に喪中はがきを全員に出したつもりでも
何人か忘れてしまったり、

逆に今年から年賀状をもらったりする人も
いるかもしれません。

また年賀状を出す時期になって
身内に不幸が起こる場合もあります。

このような時は「寒中見舞い」
出すようにしましょう。

ただ注意しなくてはならないのは
もらったのが元日でも

寒中見舞いを出す時期は
松の内(1月7日)の翌日以降~立春前日(2月3日)
の間に出すようにしましょう。

寒の入りである1月5日以降、または
1月15日に出すところもあるようです。

まとめ

喪中はがきは毎年のことではなないので
実際に出すとなると迷うことが多いようです。

一般的な考え方がありますが、
必ずしもそれに従う必要はなく、

三親等の方でもかなりお世話になった方なので
おめでとうと言う気にならないと
思ったら出しても問題ありません。

ただ喪中と年賀状を夫婦で別々に出すような
場合はきちりと話し合ってからにしましょう。