新宿御苑には行かれたことありますか?
桜の名所としても有名ですが紅葉の名所としても都内屈指の場所です。
あまり知られてはいませんが、じつはミシュランで三ツ星の評価を得ている公園なのです。
新宿駅から徒歩10分位の距離にこんな自然があるなんて、信じられないですが、まさに都会のオアシスですね。
私は毎年新宿御苑にも行っていますが、その時の様子や
2018年の新宿御苑の紅葉の見ごろと混雑状況を紹介します。
新宿御苑の紅葉の種類と見ごろは
新宿御苑は徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われています。
明治39年(1906年)に皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949年)に国民公園として一般に公開されました。
園内には
- フランス式整形庭園
- イギリス式風景式庭園
- 日本庭園
といったこれらの庭園が巧みにデザインされていて、明治を代表する近代西洋庭園と言われています。
新宿御苑の広さ
- 広さ:58.3ha(約18万坪)
- 周囲:3.5km
- 東京ドーム約13個分の敷地面積
このようにかなりの大きさなので、全部歩くとなると相当疲れます。
全部周りたいという場合は半日かかるので、時間にゆとりを持って行きましょう。
新宿御苑で鑑賞できる紅葉の種類と例年の見ごろ
紅葉の種類 | 見ごろ |
---|---|
ハナミズキ | 11月上旬~中旬 |
カツラ | 11月上旬~下旬 |
サクラ類 | 11月中旬~12月上旬 |
ユリノキ | 11月中旬~12月上旬 |
モミジバスズカケノキ | 11月下旬~12月中旬 |
イチョウ | 11月中旬~12月上旬 |
ラクウショウ | 11月下旬~12月中旬 |
カエデ | 11月下旬~12月中旬 |
ハナノキ | 11月下旬~12月中旬 |
メタセコイア | 11月下旬~12月中旬 |
フウ | 12月上旬~下旬 |
このようにたくさんの種類の紅葉があり、樹木によって色づく時期が異なるので、長い期間いろいろな紅葉を楽しめます。
新宿御苑では10月中旬から12月中旬にかけて木々が紅葉します。
例年の紅葉見ごろは11月中旬から12月中旬が人気のイチョウやカエデが見ごろを迎えるベストシーズンです。
ですが2017年は都内では紅葉の時期が遅い感じがしました。
実際に昨年の11月15日(水)に新宿御苑に行ってみたのですが、まだ紅葉は一部だけでした。
2017年に関して紅葉のピークは「11月下旬から12月20日くらいまで」がおすすめで、特に12月の頭が一番見ごろでした。
今年は昨年以上に夏が猛暑(異常気象?)だったので、例年より遅いのはもちろんのこと、
昨年と一緒で11月下旬から12月中旬が見ごろになると思います。
ライトラップはある?
新宿御苑の紅葉の時期はもちろん、桜の開花時期にもライトアップは行いません。
そもそも園内にライトアップ用の照明がありません。
環境省管轄なので、環境に配慮して照明の設置も考えていないようです。
もしライトアップがあったら、かなりの混雑が予想できますね。
お酒の持ち込みは?
お酒の持ち込みは禁止となっています。
新宿御苑内にはレストランや売店などがありますが、そこでもお酒の提供はありません。
桜の時期には手荷物検査もあるので、こっそりと持っていくのもやめましょう。
紅葉の時期はないと思うのですが、混雑状況によっては突如やることもあるかもしれませんので、気をつけましょう。
新宿御苑の紅葉の時期の混雑状況
新宿御苑が一番混雑するのが桜が満開の時期で平日でも結構混雑します。
紅葉の時期は平日であれば、それほど混雑はしていません。
昨年の11月15日の水曜日は紅葉の見ごろにさしかかった時期だったので、ちょうどこのころから混雑すると思っていたのですが、チケット売場もほとんど並ばずに、購入できましたし、中もゆったりと見て回ることができました。
おそらく今年の紅葉のピークは12月の上旬だと思いますが、一昨年12月の上旬(日曜日)に来た時でも、5分ほど並んでチケットを購入できました。
人はたしかに多いのですが、それだけ敷地が大きいので中に入ってもスゴイ混雑しているという感じはしません。
混雑していてもレジャーシートを敷けないほどではないので、ちゃんとピクニック気分を味わうことができます。
新宿御苑のおすすめスポット
新宿御苑の紅葉は他の都内のスポットのように紅葉する木が並んでいる、または集中しているのではなく、広大な敷地の中の色々な場所に点在しています。
紅葉だけでなく、バラやサザンカ、カンツバキ、ビワ、秋桜など多くのキレイな花も楽しめるのがうれしいですね。
また天気の良い日はレジャーシートを敷いてピクニック気分でひなたぼっこを楽しみましょう。
平日は全く混んでいないので、好きな場所でゆっくとくつろぐことができます。
菊花壇展開催
例年は11月1日~15日まで秋は紅葉だけではなく新宿御苑の日本庭園を彩る皇室ゆかりの菊花壇展が有名です。
期間中は特別開園期間として、毎日休まず開園しています。
年に一度の晴れ舞台。菊花の艶やかな競演がおりなす伝統美の世界。
咲き誇る花々を愛でながら、新宿御苑で風情あふれる菊のお花見を是非お楽しみください。
そして私が好きで毎回訪れるのが「大温室」です。
世界各地の熱帯植物や、新宿御苑の歴史的な植物である洋らんが楽しめます。
温室内にはジャングルや池沼、山地、乾燥地のほか、日本国内における亜熱帯地域である小笠原諸島や南西諸島といった環境テーマごとに、さまざまな植物を鑑賞できます。
11月28日から1週間大温室では「新宿御苑洋らん展」が開催されます。
洋らんの愛好家からの応募作品や新宿御苑で栽培している洋らんなども展示されています。
新宿御苑のおすすめレストラン「ゆりのき」
広大な新宿御苑の中にはいくつか休憩所があり軽食などができますが、
その中でもおすすめは「エコハウスレストランゆりのき」です。
新宿生まれの野菜である
- 内藤とうがらし
- 内藤かぼちゃ
などを使用したヘルシーなメニューが多いです。
おすすめメニュー
「森の幸・鹿肉のカレーライスセット
単品830円、ドリンク(コーヒー又は紅茶)のセット1,000円
国産エゾシカ肉を美味しく食べて自然を守るエコ・クッキング・ジビエメニューです。
鉄分豊富でカロリー控えめなシカ肉は、高たんぱく低脂肪でミネラルが豊富です。
江戸東京野菜の内藤とうがらしで味付けをしています。
鹿の肉は食べたことが無かったので、
羊の肉のように少し癖があるのかとイメージしていましたが、そんなことは無くカレーで煮込んだせいかとっても柔らかくて美味しいです。
国産のエゾシカの肉を使用していて鉄分豊富でカロリー控えめ、しかも高たんぱく低脂肪でミネラルが豊富です。
その他にもミートソース、ドライカレー、オムライス、豚の生姜焼き、茶そば、デザートなどメニューを豊富に取り揃えています。
私も何度か食べましたが、どのメニューも旬の野菜を使用していてヘルシーですし、しかも美味しいです。
本当におすすめです。
120席の広々とした空間で紅葉を見ながらランチ、或いはお茶でもいかがでしょうか。
新宿御苑の基本情報(入園料、営業時間、アクセスなど)
営業時間 9:00~16:00(閉園は16:30)
※インフォメーションセンターは9:00~16:30
【休園日】 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
【特別開園期間(期間中無休)】11月1日~15日
【入園料】 大人200円/小中学生50円/幼児無料
新宿御苑へのアクセス
新宿御苑には新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の3つあります。
① 新宿門
JR・京王・小田急線 新宿駅南口より 徒歩10分
■ 西武新宿線 西武新宿駅より 徒歩15分
■ 東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅出口1より 徒歩5分
■ 東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅E5出口より 徒歩5分
■ 都営新宿線 新宿三丁目駅C1・C5出口より 徒歩5分
② 大木戸門
■ 東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅出口2より 徒歩5分
③ 千駄ヶ谷門
■ JR総武線 千駄ヶ谷駅より 徒歩5分
■ 東京メトロ副都心線 北参道駅出口1より 徒歩10分
■ 都営大江戸線 国立競技場駅A5出口より 徒歩5分
まとめ
あの新宿駅の混雑を見ると数分歩いてこんなに自然な豊かな場所があるのが不思議な感じがします。
都会のど真ん中にある公園ですので、帰りにはお食事やショッピングも楽しめるのが良いですね。
賑やかな新宿通りや、一本入った静かな路地には、本格イタリアンや美味しい中華料理のお店などが集まっているので、色々探しながら是非立ち寄ってみてください。
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