3月23日に大阪―札幌の定期便から引退した
寝台列車「トワイライトエクスプレス」が
旅行会社によるツアー専用列車として運行が
5月から再開されます。
今日はトワイライトエクスプレスの運行再開の
詳細と内容の詳細、
そして2年後に運行開始する
トワイライトエクスプレス「瑞風」について
お伝えします。
トワイライトエクスプレスの運転開催の時期と区間
トワイライトエクスプレスは
5月16日(土)から運転がツアー専用ですが
再開されます。
区間は6月末までは
大阪~琵琶湖1週~下関を通る1泊2日の
「山陽コース」が土曜日に大阪発、
月曜日に下関発で運転されます。
7月からは大阪~岡山~米子~下関を
通るコースも予定されています。
時間とルートは
下りは大阪を午前10時頃に出発し
琵琶湖を1週し、
その後は山陽線を走り、
翌日の午後3時頃に下関に到着します。
上りは下関を午前10時頃出発、
翌日午後6時頃京都に到着します。
主催する旅行会社についてはまだ決まっていないため
ツアー料金は申し込み方法などの詳細は
近く旅行会社が発表します。
追記
旅行会社が阪急交通社に決定しました。
広島駅発 復活! 豪華寝台列車(トワイライトエクスプレス)の旅3日間出発日 : 2015年5月31日(日)
食事回数 : 朝2回、昼3回、夕3回
旅行代金 :
大人お一人様(2名様以上一室ご利用の場合)「スイート」 ¥400,000 「ロイヤル」¥350,000
■ツアーに関するお問合せ先
株式会社阪急交通社 広島支店
電話番号 082-545-1570 (平日 9:30~17:30 土・日・祝日 9:30~13:30)
■インターネットは、24時間受付
http://www.hankyu-travel.com/kokunai/train/twilight.php
再開するトワイライトエクスプレスの特徴
客室は人気が高かった「スイート」「ロイヤル」のみで
これに食堂車とサロンカーを合わせた
定員40名の特別な列車となっています。
食堂車では朝食が1回、昼食が2回、夕食が1回の
計4回の食事を提供します。
今までのフランス料理などの食事をさらにグレードアップし、
神戸三宮の人気ベーカリーカフェの「サ・マーシュ」
大阪上本町の人気ベーカリー「パリゴ」
京都北山の人気ケーキショップ「マールブランシュ」
などの著名なブーランジェやパティシエが
プロデュースした
「トワイライトエクスプレス」オリジナルの
パンやデザートを提供する予定です。
また車内では地域共生につながる取り組みとして
車内や停車時での地元特産品の販売や
伝統芸能の実演なども検討しています。
当面1年間走らせ、2017年春に運行を始める
新しい寝台列車
「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に
経験を生かします。
トワイライトエクスプレス瑞風について
「トワイライトエクスプレス」瑞風は
全部で10両編成、客室6両・食堂車1両、
ラウンジカー1両、展望スペース月先頭車2両に
なっています。
客室のクラスは「1両1室タイプ」と
「1両3室タイプ」の2種類で定員は30名程度の
予定です。
展望スペースは列車前方が前後左右に車窓があるタイプが
列車後方はオープンエアのデッキ付となっていて
走行中の風邪などを感じることができます。
それにしても1両1室タイプってすごいですね。
バスタブ付きのバスルームに寝室だけではなく
エントランスもプライベートバルコニー付きです。
さすが走るホテルと言われるだけあります。
瑞風の客室のイメージ画像が
こちらで見ることができます。
食事に関しては以前のトワイライトエクスプレスでは
車内で調理したフレンチのディナーが多くのお客様に
好評でしたが、
瑞風ではフードコラムニストの
門上武司のプロディースのもと
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の
普及に国内外で尽力されている京都「菊乃井」の
村田吉弘氏と
ミシュランガイドで3ツ星を獲得した大阪の
フランス料理店「HAJIME」のオーナー米田肇氏が
食事の一部を担当しています。
食事が4回も楽しめるので本当に贅沢な旅になりますね。
トワイライトエクスプレスまとめ
瑞風が運行されるまではトワイライトエクスプレスを
見ることができないと思っていたので
定期便終了後2ヶ月にまた運行すると知って
驚きましたね。
料金はかなり高いのですが
なんとかお金を貯めて
乗ることができるように頑張ります。