おもてなしのこころが息づく 大衆酒場 岸田屋

名店と呼ばれる、並んででも食べたい美味しいお店ってありますよね。

今回は、いつでも行列が絶えない、月島にあるお店をご紹介します。
月島といえば、もんじゃ焼きが有名ですね。

月島ブランドとして国内はもちろん、海外旅行者にも人気のエリアです。
もんじゃ焼きももちろん美味しいのですが、今回は大衆酒場 岸田屋をご紹介したいとおもいます。

大衆酒場 岸田屋

大衆酒場といえば、10年ほど前まではサラリーマンのお父さんたちの憩いの場でした。
しかしここ数年、若者たちの間でも「昭和のレトロな雰囲気が逆に新鮮」と、大衆酒場の人気が高まっていますね。
女性の一人客の姿も多く見受けられるようになりました。

そんな大衆酒場好きの間では、聖地とも呼ばれる岸田屋
開店前から長い行列が出来はじめ、閉店まで行列が絶えることがない評判のお店です。

岸田屋の創業は

明治33年。
当初は、お汁粉屋さんでしたが、時代の流れとともに、昭和4年に居酒屋に転換しました。
今のオーナーは先代の奥さま。昭和18年から先代と岸田屋の看板を守り続けてきました。
先代が亡くなられてからは、奥さまとお嬢さまが引き継がれています。

もんじゃストリートの一角にある岸田屋

  • 長い歴史を刻んできた店構え。
  • 古ぼけて岸田屋の文字の判読も困難な看板。
  • 店内に足を一歩踏み入れれば、一気に昭和の時代へ逆戻り。
  • セピア色に染まった壁には、ずらっとメニューの短冊が掛けられている。
  • 振り子時計も期待を裏切らないレトロ感の演出に一役かっている。
  • 天井を見上げると、敷き詰められた数多くの魚拓。この魚たちが泳いでいた海は、まだ美しかっただろうと思わせる骨董品たち。
  • そんな店内は、26席のカウンター席のみ。

酒飲み人の心を掴んで離さない岸田屋の魅力とは?

東京三大煮込み

大衆酒場の定番メニューといえば、やはり煮込みですね。

東京三大煮込みといわれる名店とは

大衆酒場好きの間では常識ともなっている、東京三大煮込みといわれる名店があるんです。

  • 北千住の『大はし』
  • 森下の『山利喜』
  • 月島の『岸田屋』

これらの煮込みの味を知らなければ、大衆酒場を語る資格はない!
とおっしゃる方もいるとかいないとか。。。

北千住の「大はし」

ぜんまい仕掛けのような動きがかわいい店主も名物のひとつ。

森下の「 山利喜」

時代にあわせ、煮込みにガーリックトーストを合わせるアレンジ。

月島の『岸田屋』

「岸田屋」の煮込みには、ぜひご飯を合わせて食べて欲しいです。
ご飯が何杯でもいけちゃう味です。

実は、ご飯も一粒一粒がたっていて美味しい
なので、〆におにぎりを頼むお客さんも多いようですよ。

ネギが嫌いな方でなければ、注文時に「ネギはそえますか?」と確認されるネギをぜひ頼みましょう!
ネギと煮込みの相性が抜群です。
料亭で出されるような繊細に刻まれた薬味のネギをたっぷりとつけてくれます。

美味しんぼ1巻に登場する「究極の煮込み」

作者が、東京三大煮込みと知っていたかどうかは分かりませんが
漫画の美味しんぼで、岸田屋の煮込みが登場したのも酒場好きには有名な話だそうです。

1巻「料理人のプライド(バター)」

料理研修会に三ツ星シェフのジャック・ルピック氏が招かれ、「大衆酒場 岸田屋」に連れて行き煮込みを食べさせるというストーリー。
三ツ星シェフを大衆酒場に連れていくというのも、憎い演出ですね。

どのお料理もリーズナブルにも関わらずクオリティが高い!

私が必ず注文するのは、酢の物とポテトサラダです。
酢の物は、上品でちょうどいい塩梅。

ズワイがたっぷりと入っています。
季節によって菜の花など旬のお野菜がそえられることも。
ポテトサラダは、卵とポテトがごろごろと。
大衆酒場のポテトサラダといえば、お酒のおつまみになるようにマヨネーズたっぷりの味が濃い目のものが多い中、岸田屋のポテトサラダはとても繊細な味で美味しい

しかも一品一品の盛りもたっぷりです。

そして煮魚、焼き魚。
その時期の旬のお魚を使用しているので、絶品です。
焼き魚は少し時間がかかるので、注文する場合は、最初に頼むと良いですよ。

これらのお料理をいただいていると、女将の「岸田屋に来ていただいたからには、少しでも楽しい時間、少しでも幸せな時間を過ごしてもらいたい」との心意気が感じられます。

店員が女性だけのため、お店の雰囲気が柔らかい

大衆酒場といえば名店であればあるほど、こだわりの強い頑固オヤジが営むお店が多い中、
岸田屋は女性だけてやっているお店のため、店内は柔らかい雰囲気に包まれています。
開店前から並ぶお客さんを、女将がひとりひとりに「お待たせして申し訳ありません」と出迎えます。
注文をとる対応も笑顔を絶やさず、柔らかな物乞し。
他の女性定員の方も、いつも笑顔で対応してくれる。そして、美人な方が多いことにも気付かされます。
お料理が運ばれ、お客が箸を手元にとったのを確認すると、「もし落としてしまったら遠慮なくお声かけてくださいね。ちょっと邪魔になるので下げますね」と言ってカウンターから箸置きをさげる。
こんなところにも細やかな心遣い。

ここには、おもてなしのこころが息づいている。。と感じさせられるお店。
それが岸田屋です。

まとめ

  1. 「岸田屋」は大衆酒場好きの間では、聖地とも呼ばれているお店です。
  2. 創業は明治33年の歴史ある店構えです。
  3. 東京三大煮込みといわれる名店の一つが岸田屋です。
  4. 岸田屋の煮込みは、ごはんと一緒に薬味のネギをそえるのが醍醐味。
  5. 漫画「美味しんぼ」にも登場の煮込み。
  6. 店員は女性のみで、細かなところまで「おもてなし」の心が染み渡る

いかがでしたか?
いつでも行列が出来ている岸田屋さんですが、最初に入ったお客さんが入れ替わる19時前後に行ってみるのがおすすめです。
日によっては、あまり待たずに入れることがありますよ。

日本の文化が生んだおもてなしのこころを堪能しに、ぜひ岸田屋へ足を運んでみてください。
あなたのお腹とこころを満たしてくれる至福の時間が過ごせるはずです。




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