第87回選抜高校野球大会が3月21日から始まります。
毎回超高校級の選手が注目されますが、
今回一人だけ注目選手を挙げるとするならば
間違いなく県立岐阜商の高橋純平投手と
いう方が多いと思います。
プロのスカウトが注目していて
2015年ドラフト1位間違いなしの
高橋純平投手の何がすごいのか、そして
プロフィールなども紹介します。
高橋純平投手が注目される理由
高橋純平投手の武器は最速152キロの
ストレート。
ただスピードばかりが注目されがちですが
落差がある100キロ代のカーブや
切れが鋭いスライダーも高校生では
打つことが難しいと言われています。
まずは152キロを記録した試合の
動画をご覧ください。
とても高校生とは思えない程早い球ですね。
普通高校生でこれくらい早い球を投げられると
コントロールにバラツキがあるとか
問題を抱える投手が多いですが
高橋投手は抜群の制球力もあります。
昨年秋の大会で77回を投げて
四球は12個でした。
1試合平均四球1.40個は
選抜出場32校のエースの中で
最も少なく、
球が速くて変化球も切れがあり
尚且つコントロールが良いと言う
理由からヤンキースの田中将大投手や
レンジャースのダルビッシュ投手級と
言われています。
高橋投手の選抜初戦の対戦相手は
高橋投手を擁する県立岐阜商は
大会第4日の第2試合で松商学園(長野)と
対戦します。
松商学園は秋の公式戦12試合で
32盗塁を決めるなど機動力を生かした
攻撃が持ち味のチームです。
そうなるとセットポジションで
クイックで投げるときに球の威力が
落ちるのか心配なところですが、
高橋投手は「クイックでも球速は落ない」と
キッパリと答えています。
足を上げてタメを作らなくても
150kg超える直球を繰り出す自信があり
実際に対外試合初登板の8日の飛龍線で
152キロを計測した歳もセットポジションからの
投球でした。
高橋投手の球をとらえるのも大変ですが
機動力も封じ込める投球術もあるとなると
松商学園はなかなか点を取るチャンスは
少ないのではないでしょうか?
ただ初戦はどんな投手でも緊張して
力を発揮できない場合もあるので
その辺のスキをつけるかが
試合の見所ですね。
高橋純平投手のプロフィール
高橋 純平(たかはし・じゅんぺい)
1997年5月8日、岐阜市生まれ
小学2年生の時に「梅林スポーツ少年団」で
野球を始め、
中学時代は揖斐本巣パワーボーイズ」に所属し
県選抜入りした3年秋に142キロをマークした。
現岐阜商では1年春から控え投手としてベンチ入りすると
初戦の先発に抜擢されるなど3試合に起用され
145キロをマークしてプロの注目を浴びる
183センチ、76キロ、右投右打。
握力は右60キロ、左58キロ
高橋純平投手まとめ
昨年の選抜高校野球では
楽天イーグルスの安楽投手が
注目されましたが、
大会で700球を超える投球数の
影響もあり右肘を故障してしまいましたが
高橋投手にはできるだけ連投は避けて
欲しいですね。
ケガさえなければ将来日本を代表する
投手になる可能性は十分ありますので
是非選抜大会を注目してみてください。