隅田川花火大会は江戸時代から続く伝統のある花火大会で東京三大花火大会のひとつです。
国内の競技会で勝ち抜いた業者の自慢の打ち上げ花火なので全国でも高レベルの花火が見られることでも有名です。
毎年約100万人の本当に多くの見物客で賑わう花火大会なので、花火大会当日は始まる少し前に会場に行っても行きたいところまでたどりつけず、ほとんど見ることができないで終わってしまう可能性が高いです。
今回は2019年の隅田川花火大会の日程などの情報と事前に購入できる有料席の予約方法を紹介します。
隅田川花火大会のおすすめスポットと穴場スポットに関する記事はこちら
隅田川花火大会日程及び詳細情報
例年7月の最後の土曜日に開催されますが、
今年2019年は7月27日(土)に開催されます。(4月10日に決定しました)
小雨でも決行で大雨の場合は翌日の7月28 (日)に順延されます。
隅田川花火大会は2会場あります。
- 第一会場は言問橋上流から桜橋下流まで
- 第二会場は厩橋上流から駒形橋の間
そして花火が打ち上がる時間は
- 第一会場19時5分~20時30分
- 第二会場19時30分~20時30分
となっています。
問合せ 隅田川花火大会実行委員会事務局
03-5246-1111
第一会場
大会の目玉の計200発の花火コンクール玉を含む9350発が打ち上げられます。
花火コンクールは両国花火の7つの業社と国内の代表的な花火大会で優秀な成績をおさめた業者3社の計10社で渾身の力作を競い合います。
桜橋の近くに打ち上げ場所があり浅草や押上エリアから花火を楽しめます。
最寄り駅は地下鉄浅草駅から徒歩15分程で昼間からかなり混雑します。
初めて行く方は第一会場の墨田公園や吾妻橋周辺に集まってしまいますが、ものすごく混雑するので花火が打ち上げられる19時前はもちろんのこと夕方以降に浅草駅で下車しても地上に出るのにかなりかかります。
今までの経験ですと最低30分、長いと1時間以上かかる場合もありました。
そして地上に出たとしても花火が見られるのではなく警察及び警備員の誘導の下、強制的にゆっくりと歩かされます。
歩いている途中で花火が見えればまだましですがビルなどの高い建物が多いので見えないことも多くほとんど花火の音だけ聞いて、結局目的の会場にたどり着いたのが花火大会の終盤ということもあります。
夕方以降にしか会場に来られない人は浅草駅の利用は避けたほうが賢明です。
大会終了後も浅草駅の最札に入るまで1時間前後かかるので1~2駅歩いたほうが早いです。(押上駅もかなり混雑します)
第二会場
創作花火やスターマインなど約1万650発が打ち上げられ隅田川沿いに鑑賞スポットが点在します。
第一会場よりはまだましという位でこちらもかなり混み合います。
最寄り駅は蔵前駅から徒歩5分です。
浅草駅程は混雑しないものの、21時頃まではかなり混雑するので田原町駅、本所吾妻橋駅を利用するのが良いでしょう。
第二会場は当日に国道6号線沿いが、18時に道路交通規制で閉鎖されます。
そのタイミングでブルーシートを持って場所取りを行えばかなり至近距離で花火を楽しめます。
地元の人はその辺をよく理解しているので一緒に場所取りができるのが理想です。
隅田川花火大会の有料席と予約方法
花火大会の中で一番混雑すると言われている隅田川花火大会。
多少お金を出しても良いから何時間も前から並ぶのが嫌だという人や、当日は仕事などの都合で花火が打ち上げられる直前にしか行けない方もいると思いますので、そのような方におすすめの有料席とその予約方法をいくつか紹介します。
①隅田川花火大会市民協賛席
こちらは有料席というよりは花火大会に協賛金を寄付したお礼に特別観覧席に招待されるという仕組みです。
ただ寄付したら誰でも特別観覧席で見ることができるのではなく、ハガキによる抽選です。
当選確率は20%~30%前後と言われていますが、東京マラソンの当選確率が10%なのでそれよりは十分高いですね。
価格はとても安いので是非挑戦してみてください。
まだ2019年の詳細は発表されていませんが例年同じです。
協賛者会場、協賛金額および募集口数
①墨田区側両国親水テラス
(蔵前橋~総武線鉄橋間のいす席)
1口6,000円、1,850口程度を募集
(1口につき1名を招待)
②台東リバーサイドスポーツセンター野球場(ビニールシート席)
1口10,000円、1,550口程度を募集
(1口につき5名を招待)
③台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場(ビニールシート席)
1口10,000円、500口程度を募集
(1口につき5名を招待)
④台東リバーサイドスポーツセンター野球場(ビニールシート団体席)
1口50,000円、100口程度を募集
(1口につき22名を招待)
台東リバーサイドスポーツセンター野球場や少年野球場はビニールシートの席で1口10,000円で5人まで座れます。
5人で観たら一人2,500円ととてもお得ですね。
団体用は22名で申し込めば1人2,272円とさらにお得です。
カップルで見るとと1人5,000円かかりますが、その分ゆったり見ることができますし、打ち上げ時間も約1時間半とたっぷりあるのでこの金額で見られるのはとても安いと思います。
昨年2018年の申し込みは4月19日にスタートしましたが、
申し込み締め切り日は2018年5月15日(火)当日消印まで有効でした。
このように申し込み期間は1か月無いので注意しましょう。
先着順ではないので焦らないで大丈夫です。
今年2019年4月17日時点ではまだ協賛席の申し込みは開始されていません。
抽選に当選した場合でも注意したいのが「花火大会が予備日を含めて両日ともに中止になった場合は払い戻しがない」ということです。
その場合は寄付ということであきらめるしかありません。
市民協賛席に落選した場合のおすすめ有料観覧席
①浅草花やしき屋上特別観覧席
毎年発売されていますが幻のチケットと呼ばれていて即日完売するなかなか手に入りにくいチケットです。
以前は先着順で数年前から抽選になったのですが、2018年は通常の受付時期より1か月遅れの7月14日(土)午前10:00からセブンチケットでの販売になりました。
抽選ではなく先着順です。
2019年もおそらく先着順になるのではないでしょうか?
例年ですと6月20日前後の土曜日から受け付けを開始していたので、その直前にはセブンネットをチェックしてみましょう。
チケットの内容は
- 入園+フリーパス
- 花火特別観覧席券
- 1ドリンク券
これがセットになり、
料金は
- 大人(中学生~64歳)/8,000円
- 小人(小学生)/5,000円
- シニア(65歳以上)/7,200円
- 未就学児(2歳以上)/ 4,500円
※チケットは2歳から必要です。
前売り券を購入できなかった場合は当日抽選のラストチャンスがあります。
14:30までに来園した方に抽選用紙がもらえるので
15:00までにエントリーして番号をもらい
15:00からの抽選に参加しましょう。
当選した場合は屋上でゆっくり花火を楽しめます。
残念ながら外れた人はアトラクションによっては花火を楽しめるかもしれませんよ。
③東京スカイツリー展望台特別営業入場券
スカイツリーの展望台から第1会場、第2会場の打ち上がる花火を眼下に観覧することができます。
花火大会当日の展望台のチケットは
例年ですと6月中旬から下旬までスカイツリーのホームページでインターネットによる申し込みを受け付けていて
7月初めに抽選結果発表します。
2018年の情報になりますが、6月11日(月)10:00から申し込みが可能で、7月1日(日)23:59まで受け付けていました。
価格は1人9,800円で
- ワンドリンク引換券
- オフィシャルショップお買い物券(1,000円分)
- オリジナル扇子
その他にスカイツリーではSky Restaurant 634(musashi)(東京スカイツリー®天望デッキ)でも食事をしながら見ることはできます。
毎年6月25日前後に受付を開始しますので事前にホームページで確認してください。
「Sky Restaurant 634(musashi)」
TEL 03-3623-0634(10:00~18:00)
こちらは電話による申し込みになります。
ただお一人様 47,000円です。
まとめ
隅田川花火大会は本当にうんざりする程大混雑するので、
早い時間から場所が確保できない場合は目的地に移動するだけで精一杯で花火どころではなくなる可能性が高いです。
また今ネットで紹介されている穴場のスポットも知れ渡ってしまって、全然穴場ではないということも。
そんな場合はやっぱり有料席ですね。
多少お金がかかりますがゆったりと迫力ある花火を見ることができるので今年は有料席を早めに申し込んでみてはいかがでしょうか?
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