「宝くじの日」ってご存知ですか?
最近では、語呂合わせなどで、何かしらの記念日になっている日が増えていますね。

そして、9月2日も「9と2」の語呂合わせで、昭和42年から「宝くじの日」とされています。

今日は、宝くじについてとっておきの情報をお伝えしたいと思います。

ハズレ券も捨てないで!

宝くじの日を記念して、昭和48年からハズレ券を対象とした「宝くじの日お楽しみ抽せん」というものが実施されるようになりました。

宝くじの日お楽しみ抽せんとは

過去1年間に抽せんが行われたハズレ券を対象にステキな賞品が当たる、いわば宝くじ敗者復活戦です。

対象のハズレ券とは

「宝くじの日」を基準として、その前年の9月1日からその年の8月31日(1年間)に抽せんが行われたハズレ券になります。
スクラッチは、宝くじ券の裏面にいつが「お楽しみ抽せん」の対象となるか記載してあります。

  • 「数字選択式宝くじ」、「イベントくじ」は対象外です。
  • 「イベントくじ」とは、博覧会などの国民的イベント会場において、会場内でのみ発売される宝くじです

2010年までは、9月2日に「宝くじの日記念ドリームスペシャル」と題して、その年のジャンボ宝くじのイメージキャラクターを務める芸能人が出演し、 特別番組が生放送されていたようですが、あまり世の中の認知度は高くありませんね。


ハズレ券の抽選会のはじまりとは

なぜハズレ券の抽選会をはじめたのでしょうか?
それは、「時効当せん金ゼロを目指すため」とされています。

お楽しみ抽せんの当せん番号を調べることで、

  • 未確認だった宝くじの存在を思い出してもらうこと
  • 未換金の当せん宝くじに気づいてもらうこと
を目的としています。

この「お楽しみ抽せん」は、宝くじを再度、確認してもらう機会を呼びかけるためでもあるのです。

過去の時効当せん金

時効当せん金はどのぐらいあるものなのでしょうか

少し古い過去のデータになりますが

  • 平成21年度  201億円
  • 平成22年度  191億円
  • 平成23年度  170億円
  • 平成24年度  181億円
  • 平成25年度  163億円
  • 平成26年度  161億円
  • 平成27年度  165億円

と、毎年160億円から200億円もの時効当せん金が発生しています。
こんなにも多額とは驚きですね。

これらの時効当せん金は、宝くじの収益金と同様に全額、
発売元である全国都道府県及び20指定都市へ納められ、
収益金とともに公共事業等に役立てられています。

 

2017年の「お楽しみ抽せん」当せん賞品とは

2017年は、当選したら下記5品から好きなものを選ぶことができました。

  • 今治タオル&ソープセット
  • 3銘柄米詰合せ(1kg×各1袋)
  • ランチーニ グリル活用角型パン
  • 音波振動式歯ブラシ
  • 燕人の匠[プライム] ステンレスタンブラー

賞品は毎年変わるので、毎年8月頃に発表される「宝くじの日お楽しみ抽せん」の案内を楽しみにして待ちましょう!

みずほ銀行の宝くじラッキーライン

  • うっかり当選確認を忘れてしまう事が多いという方
  • 忙しくて少額の当選金を換金するのは面倒という方

そんな方には、これからご紹介するサービスを利用するのもおすすです。

宝くじラッキーライン

インターネット、スマートフォン、iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで24時間宝くじの購入申込、及び指定の預金口座への当せん金の自動受取ができるサービスです。

これなら、宝くじを購入しておけば自動的に抽選結果の確認を行ってくれ、当選金も口座へ自動振込されます。
ある日、通帳を確認したら億万長者になっていた!!なんてことも

入会金・年会費はかかりませんが、「購入明細通知書」の郵送料 、「当せん通知書」の郵送料 などはかかるようです。

ラッキーラインで購入出来るくじとは

  • ジャンボ宝くじ
  • 全国通常宝くじ
  • お届けの住所の都道府県で発売されるブロック宝くじ
  • 数字選択式宝くじ

*スクラッチくじ、数字選択式宝くじのうちビンゴ5は購入できません

このサービスの良い点は、「宝くじの日お楽しみ抽せん」の当選確認までしてくれることです!!
「宝くじの日お楽しみ抽せん」に当せんした場合は、お楽しみ賞品カタログと賞品申込ハガキが送られてくるそうですよ。

ぜひぜひ、便利なこのサービスを利用してみてくださいね。

まとめ

  1. 宝くじには、ハズレ券を対象とした抽せんがある。
  2. 対象となるハズレ券は、宝くじの日を基準としたその年の1年間のものです。
  3. ハズレ券の抽選会は、「時効当せん金ゼロを目指すため」でした。
  4. お楽しみ抽せんの賞品は、毎年変わり、8月頃に発表されます。
  5. みずほ銀行の宝くじラッキーラインはWebで宝くじの申し込みをすれば自動で当選確認をしてくれて、当選金も口座へと振り込まれる素晴らしいサービスです。

いかがでしたか?
私の知人の方は、少しでも長く高額当選した自分を想像して楽しんでいたいと時効ギリギリまで当せん確認をしないでいると言っている方がいました。
宝くじには、そういう楽しみ方もあるんだなあと思いましたが、くれぐれも時効になってしまわないよう、みなさんもお手持ちの宝くじを確認してみてくださいね。