「しぶんぎ座流星群」は、「ペルセウス流星群」「ふたご座流星群」と
並ぶ三大流星群の一つですね。

そのしぶんぎ座流星群が1月4日をピークに見ることができるかも
しれません。

今日は2015年しぶんぎ座流星群の情報をお伝えします。

2015年のしぶんぎ座流星群のピークはいつ?

出現のピークは日本時間の1月4日11時の昼間となっていて
流星群を最も楽しめる時間帯は4日の午前0時から早朝です。

出現数は1時間に10個程度になりそうですが、

ただ1月3日の夜は満月に近い月が昇るため、
眼視観測では悪条件になり、

月を直接視界に入れないよう,月とは反対側を見ると良いでしょう。

2015年のしぶんぎ座流星群の見える方角と4日の天気予報

流星の放射点は夜分遅くに北東の空に出現し、明け方に向かって
空高く昇ります。

3日の夜から4日の明け方にかけての天気は
冬型の気圧配置となる見込みです。

北日本の日本海側から山陰は雲が広がって観測は難しく
太平洋側は星空が広がって観測チャンスはある見込みのようです。

世界的には、モンゴルや中央アジアが好条件ですが、
月明かりは世界的に同じです。

しぶんぎ座流星群の特別番組

ウェザーニュース
「SOLiVE24」で1月3日22時から
「しぶんぎ座流星群」の特別番組を放送します。 

23~25時に全国7ヶ所から流星ライブ中継を配信
BS910やYouTube、ニコニコ生放送でも視聴できます。

スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」にて
流星群が観測された場合に、

3分以内に流星映像を配信する有料サービス
「流星キャッチャー」が利用できます。

こちらの映像は2014年1月4日の
しぶんぎ座流星群の動画です。

しぶんぎ座って何?

ウェザーニュースによると

「しぶんぎ座」や18世紀の終わり頃にフランスの天文学者
ジェローム・ラランドが名付けた星座のひとつで

「りゅう座」「おおぐま座」「うしかい座」付近にある、

天体観測に使われた「四分儀」に由来するが、1930年頃に
星座の数が88個と決定した際に「しぶんぎ座」は採用されず

現在は存在しない星座となっています。
当時「しぶんぎ座」があった付近に放射点があることから、

現在でも「しぶんぎ座流星群」と呼ばれているようです。

「しぶんぎ座流星群」のまとめ

当日は晴れると良いですが、夜中はかなり寒いので
しっかり防寒対策をしてから、出掛けましょう。

今回は肉眼では月明かりで見にくい条件ですが、
電波観測では月明かりの影響もなく好条件で

観測できるようです。

4日はまだ冬休みや正月休みの方も多いと思いますので
日程的にはいい条件ですね。

うっかり寝てしまわないようにお昼寝するか
頑張って起きていましょう。