宇良和輝(うら・かずき)というアマチュア力士を
ご存知でしょうか?
「マツコ・有吉の怒り新党」などで
マンガみたいな取り組みをする力士が
学生相撲にいるということで、
色々なテレビ番組でも取り上げられていましたが、
その関西学院大学の宇良さんが
大相撲の木瀬部屋に入門が決まりました。
今日は宇良さんがなぜマンガみたいな取り組みをする
力士と言われるのか、その凄さを紹介します。
宇良和輝の独創的な取り組みを紹介
宇良和樹さんがマンガみたいな取り組みをすると
言われるのはその繰り出す技が大相撲でも滅多に
見ることができないものが多く、
しかも身長172cm、体重107キロの小兵ながら
大きくて、強いアマチュアの力士相手に
繰り出しているのが注目されている点です。
実際の映像をご覧ください。
こちらは全国選抜大学・実業団対抗相撲
こちらの決まり手は「伝え反り」と言って
2001年に追加された新しい決まり手で
大相撲の幕内でもまだ1回しか出たことがない
超レア技なのです。
また対戦した相手もアマチュア横綱に
2度輝いたことがある180cm、135kgの
松永六十四という実力者です。
単に身体が小さいから動きが機敏で面白いというのでは
なく、実力者も破るところが注目されている所です。
こちらの取り組みもとても興味深いので是非見てください。
宇良和輝の強さはどこから来ている?
宇良さんの特徴のひとつは
低い姿勢からのもぐりこみですが
これは小学校3年から7年間相撲と並行して
取り組んだレスリングが影響しています。
その為あのとても低いもぐりこみでも
倒れることなく粘れるわけです。
そしてもう一つの特徴があります。
それは驚異的な身体能力とバランス感覚です。
宇良さんは普通の力士ではありえない、
バク転やバク宙もすることができる程運動神経が抜群です。
このような身体能力があって強いアマチュア力士を
どんな体勢からも投げることができるのです。
このように宇良さんは小さい身体で
粘り強く最後まで諦めない姿勢は
今後角界入りしても注目されること
間違いないでしょう。
宇良和輝がとうとう角界入り
宇良さんは2月5日に大相撲の木瀬部屋に
入門が決まったと関西学院大が発表しました。
春場所の新弟子検査に合格すれば
前相撲からデビューになります。
新弟子検査の条件は現在身長167cm体重67kg以上と
以前よりも基準が下がったので大丈夫ですね。
これに合格すると通常
新弟子の初土俵は三日目(大阪場所は二日目)から
始まる前相撲からになり、
成績優秀者から順位出世し「新序出世披露」で
翌場所序の口に上がる資格を得た力士を披露します。
追記
春場所の前相撲で2連勝して1番出世を決めましたね。
これで夏場所(5月)から序の口でスタートします。
本当に楽しみです。
宇良和輝のまとめ
最近は外国力士が強く、日本人力士の話題も
少なかったですが、
是非宇良さんにはどんどん出世して上位力士との
取り組みを早く見たいです。
是非今から注目しておいてください。