コンビニやスーパーで売られている菓子パン、サンドイッチは、朝出掛けるまでに時間がない場合や昼忙しい時、或いはちょっと小腹がすいた時にはとても便利ですよね。

そんな菓子パン・サンドイッチは多くの食品添加物が使用されているのをご存知ですか?

実際にどのような添加物が使用されているのか、その危険性について紹介します。

菓子パンの危険な添加物は?

クリームパンやピーナッツパンなどの菓子パンの多くに保存料のソルビン酸ソルビン酸Kが使用されています。

これらの添加物細胞の遺伝子を突然変異させることがわかっていて、人間の細胞をも当然変異させる心配があります。

ハム、ソーセージ、ベーコンなどを挟んだ調理パンには毒性の強い発色材剤の亜硝酸Naが使用されています。

亜硝酸Naは毒性が強くこれまでの中毒例を見ると人間の推定致死量は0.18~2.5gと言われています。

サンドイッチの危険な添加物は?

ハムなどの調理パンと一緒で亜硝酸Naが使用されています。

亜硝酸Naは毒性が強いだけではありません。

食肉(ハム等)に含まれるアミンという物質と結びつくと、ニトロソアミン類という強い発がん性物質に変化することがわかっています。

亜硝酸Naが使用される理由は

①変色しないようにするため

ハムやソーセージなどの加工肉はしばらくすると変色して見た目が悪くなります。

そうなるとおいしくなさそうに見えるため売れ残る可能性が高くなります。

亜硝酸Naはその変色を防ぐ働きがあります。

②ボツリヌス菌の発生を防ぐ

たった1gで一都市分の人が死に至るぐらいの猛毒な菌です。

ハムやソーセージなど加工品を製造する際に外気などからボツリヌス菌が入り込む可能性があります。

そのボツリヌス菌による中毒を可能な限りゼロにするのが亜硝酸Naです。

ボツリヌス中毒が起こる確率は何万分の一と言われていますが、1日何十、何百万個と出荷するメーカー側は何万分の一の可能性も避けなくてはいけません。

ボツリヌス中毒の危険性と亜硝酸Naの危険性を比べてボツリヌス菌の方が危険だと判断し亜硝酸Naを使用しているわけです。

仕方がないと思う反面、できれば亜硝酸Naの危険性は避けて欲しいものです。

その他の添加物

サンドイッチの添加物は亜硝酸ナトリウムだけではありません。

その他にも10種類以上の添加物が使用されています。

ですがその中でも

  • 乳化剤
  • イーストフード
  • 調味料
  • PH調整剤
  • リン酸塩
  • 香料

などは一つの種類の添加物ではなく、数種類の添加物が一緒になったものです。

本来ならば、それらを一つずつ表示した方がありがたいですあ、一括で表示をすることが食品衛生法で認められています。

となるとサンドイッチを食べただけで合計20種類以上の添加物を食べていることになります。

添加物の一つひとつは危険性が高いとしても少量なので問題ないかもしれません。

ですが同時に20種類の添加物を摂取した時に実は身体に悪影響を及ぼすという可能性もあるのです。

添加物の同時摂取の実験などは2,3種類であればありますが、20種類同時摂取の実験はありません。

「コンビニのサンドイッチや菓子パン大好き!」という人でもなるべく毎日食べるのはおすすめできません。

たまには手作りのものを食べてください。

 



おすすめの菓子パンは?

 

もし菓子パンを食べるのでしたら比較的おすすめなのが”あんぱん”や”メロンパン”です。

これらは添加物が全くないわけではありませんが、危険な添加物は使用している可能性は他の菓子パンよりは低いです。

市販のメーカーではタカキベーカリーのパンをおすすめします。

タカキベーカリーは本来のパン作りを心がけており、パンの本来のうまみを味わえます。
菓子パンでも添加物を使用していない商品が多く、もっと商品が広く取り扱われるといいですね。

まとめ

菓子パンやサンドイッチには危険な添加物を使用しているから健康のためには食べない方が良いですが、お腹を空かしているときに手軽に食べれて、なおかつそれで元気が出るのであれば食べてはダメとは思いません。

また、危険な添加物も大量に使用しているというわけではないので、すぐには悪影響を及ぼすことはないと思います。

ただやはり加工品は腐らないように長持ちさせるために身体に良くない防腐剤なども使用しています。

さらに糖分や糖質も高い食べ物なので、添加物があまり入っていなくてもやはり体に良いとは思えません。

最近では小麦の摂り過ぎは良くないと言われています。

さまざな病気の原因や小麦には中毒性があり、今はグルテンフリーで健康になったという人もいます。

※グルテンは小麦に含まれている人工的に作られたタンパク質の一種。

フリーは「摂らない」という意味なので、グルテンフリーは小麦関連の食べ物を食べないという意味です。

テニスの元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手もグルテンフリーにしてから健康になり、成績も上がったと言っています。

  • 添加物の問題
  • 糖質・脂質の摂りすぎ
  • グルテンの摂りすぎ

など一つだけでなく、多くの危険性が指摘されていますので、ほどほどに食べてください。



関連記事

マーガリン・ファーストフード食品に含まれるトランス脂肪酸の危険性

飲んではいけない添加物 微糖・ゼロ 缶コーヒーは危険がいっぱい?

食べてはいけない添加物 味の素などの化学調味料は身体に良い?悪い?

食べてはいけない添加物 マヨネーズとカロリーハーフどちらが身体に良い?

食べてはいけない添加物 イーストフード使用の食パンは大丈夫?

食べてはいけない添加物 輸入フルーツの安全性は? 防カビ剤は危険?

食べてはいけない添加物 ガムは歯に良いけど身体には危険?

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いは?食品添加物は使用しているの?

食べてはいけない添加物 栄養ドリンクは効果あるの?毎日飲んでも平気?

食べていけない添加物 ハム・ウィンナー・ベーコンは危険?発がん性は?

食べてはいけない添加物、カップ麺、インスタントラーメンは危険?

食べては危険な添加物 コンビニおにぎり、弁当は大丈夫?発がん性は?