お米やご飯を保存する時は常温、冷蔵、冷凍のどの状況で保存しますか?
正しく保存すればご飯をおいしく食べることができるので
しっかり覚えてくださいね。
そして古米をおいしく食べる方法もお伝えします。
お米の正しい保存方法は?
お米の賞味期限に関して夏は精米してから半月から1ヶ月、
冬は2ヶ月が目安です。
お米を購入したら家ではどのように保存していますか?
まさか購入時のビニール袋のまま放置している方は
いないですよね。
ビニールのままですとムレやすく、味が落ちやすいので
米びつやフタのある容器に移しましょう。
そして赤唐辛子を2、3本やにんにくを2,3個入れると
虫がつくのを予防できます。
またにおいの強い場所や熱がこもりやすい場所は避けて
風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
ペットボトルやジッパー付きの袋に小分けにして
冷蔵庫の野菜室で保存するのもおすすめです。
ご飯の正しいほぐし方や保存方法は?
炊き上がったご飯をしゃもじでただかき混ぜてはいませんか?
正しいやり方ははしゃもじで十字に割って、上下をひっくり返す
ようにほぐします。
そうすることにより、余分な水分が飛んで芯まで柔らかくなります。
それでは食べなくなった炊飯器のご飯はどのように保存していますか?
炊飯器の保温による保存
炊飯器を保温状態で保存する方は多いと思いますが
一般的な炊飯器では3時間程度で味が落ちてきます。
(中には12時間というのもあるようですが)
それ以外にも水分蒸発によりご飯が黄ばんだり、
パサパサになったり、匂いが出る場合もあります。
また保温を切った状態で保存する方もいるようですが
真夏ですと数時間で菌が繁殖して腐りやすくなります。
炊飯器のフタも蒸気で水が溜まりやすく、その水滴が
ご飯に落ちるとカビが生えることもあるので
炊飯器で常温の保存はおすすめできません。
冷蔵庫に入れて保存する
ご飯の冷蔵保存はご飯がパサパサするだけでなく
味も落ちるのであまりおすすめできません。
ただ冷凍庫がいっぱいでスペースがないなど、
どうしても冷蔵庫で保存するしかない場合は
ご飯を冷ましてから器やタッパーにご飯を移して
ラップや蓋をして閉じてから冷蔵庫に入れるようにします。
熱いうちに入れると水滴がついてカビの原因になります。
また冷蔵庫に熱い食べ物をいれると温度が高くなり、
冷蔵庫に負担がかかりますし、他の食材に影響が出る場合もあるので
必ず冷ましてから入れるようにしましょう。
冷凍庫に入れて保存する
ご飯は冷凍保存が一番おいしく食べられます。
そしておいしく状態で保存するには
ご飯が温かいうち(炊きたてであればある程良い)に
1膳ずつラップで包みましょう。
おにぎりのように丸くするのではなく、
平たくしてつぶれないように、ゆるめに包むのがポイントです。
そして冷めたらラップで包んだご飯をジッパー付きの
袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
食べる時は常温で解凍せずに電子レンジで加熱して
解凍しましょう。(解凍機能は使わないほうが良いです)
こうすることによりふっくらとしたご飯を食べることができます。
古米のうま味と香りを取り戻すには?
古くなったお米をできるだけ新米に近づけるには
ハチミツが効果的です。
お米2合につき小さじ1杯を入れます。
つやが出て味も良くなります。
同じように日本酒やみりんも効果あるようです。
また以前見たテレビでは「もち米を5~10%加えると
美味しくなります」と言っていたので試してみてくださいね。
まとめ
ご飯は毎日食べるものなので、余った場合は紹介した方法できちんと保存して
おいしくいただきましょう。