デジタル機器に囲まれている現代人は、
寿命は延びつつも目の健康を保つことは難しく、
機能的な寿命は70年ともいわれています。

生きていくために目はとても重要な役割をしています。
健康にとってルテインなどの栄養素も
大切なのですが、「酸素」も無くてはならないものです。

目は毛細血管に包まれているため、
血流が悪化すると酸素不足になりやすいからです。

手足に冷えを感じている場合は
毛細血管の血流も滞っている可能性があります。

血液が充分に行き渡ることで、
目に新鮮な酸素を届けることができますし、
顔の血行も良くなり美肌にもつながるんですよ!

目のケアをすることにより、
美肌効果がセットで得られますので、
ぜひ血行改善に取り組んでみましょうね!

1.目がしっかり見えること

糖尿病などの疾患が原因で失明する人は、
国内で年間3,000と言われています。

そして眼病の緑内障による失明は年間2,000人と言われ、
白内障や加齢黄斑変性などの眼病で視力が著しく低下する人も増えています。

目は他の臓器と同じように酸素を取り込んで活動している器官です。
失明につながる眼病の原因は生活習慣を含めて複数の要因があります。
しかしながら、血液の流れは目の生命線であり、
『酸素不足』は、体の内側から影響を受ける最大の原因だと言われています。

目を使い過ぎていると周囲の筋肉が凝りやすく、血流も滞りがちになります。
疲労を感じるのも血流の悪化や酸素不足によるものなのです。

▼目の乾燥もキズの元

仕事などでディスプレイを見続ける作業が長くなると、
集中するために瞬きの回数が減り、目の表面が乾燥しやすくなります。

目が乾燥すると水分不足になり、
目のガード力である潤いも低下します。

また、コンタクトレンズを常用している人は
長時間装用になりやすい現代生活のため、
酸素不足や潤い不足になりがちです。

▼ブルーライトの影響

寝る前にはスマホを使わないほうが良い
と言いますが、ブルーライトの影響で睡眠に
必要なホルモンのメラトニンが分泌されにくくなります。

そのため睡眠の質が低下しやすくなり、
睡眠中の免疫機能の働きも不十分となって疲れ目の回復も進まなくなります。

現代の生活では仕事も長時間、
パソコンやスマホを見つめる時間も
長くなりがちですので、ブルーライトの影響をより大きく受けることになります。

2.凝り改善で血流が良くなる

身体全体を動かす機会が少ない
生活スタイルでは、血行が滞りがちで結果的に目にも良くありません。

肩こりや首こりがあると、
筋肉が硬くなり血管が圧迫され、
酸素や栄養分が充分に運ばれにくくなります。

肩周辺の凝りは血行だけでなく
呼吸器の機能も妨げます
ので、
ストレッチによる柔軟性アップが効果的です。

▼寝る前はストレッチタイム

寝る前までのスマホやパソコンは
ブルーライトの影響で安眠を妨げてしまいます。

寝る前の時間はストレッチタイムに替えましょう。
心身のリラックスにつながり、
1日の疲れをほぐす効果があります。

ストレッチで手足の血流がアップすると、
体内の深部体温が放熱で低下し休息しやすい状態になります。

リラックスして副交感神経が
優位になりやすいため、
眠りの質を高めてくれるので、
免疫機能の力も働きやすくなります

目の回復や美肌効果も高まるのです。

3.朝起きたらストレッチか、軽い筋トレ

目の健康を保ちたくても避けられないのが
デジタル機器に囲まれている生活です。

そのため朝の時間に身体を動かして
酸素を取り入れて
おきましょう。

また、人間の代謝機能は朝起きてから次第に上がり始めるのですが、
朝に筋肉を動かしておくと代謝機能を一気に上げることができるのです。

目も新陳代謝が必要な器官ですので、
代謝機能に余裕のある状態で一日を過ごすことができれば、
目を使う活動にも余裕が出てきます。

基礎代謝が高まれば、摂った食事も
エネルギーとして消費しやすくなります。

▼1日3分程度でOK!運動のコツ

ストレッチや筋トレには様々な方法がありますが、
朝から動くことで身体機能も活動しやすくなります。

まずは水分を1杯飲んで、運動の後にも水分補給しましょう。

筋トレの場合でも、3分程度の運動が、
時間的な負担もなくおススメです。

筋肉を動かすのに効率良い負荷の目安があり、
10回頑張れる位の負荷がポイントです。

スクワットなどを何十回も繰り返すより、
10回でキツイと感じるくらい
ゆっくりスクワットにしてみましょう。

ゆっくりスクワットの場合

おじぎをするように上半身を傾けながら膝を曲げて、
おしりを少し突き出す形でスクワットします。
下がるのに3秒、上がるのに3秒のスピードが目安です。

スクワット姿勢をキープ

スクワットが難しい場合は、スクワットで
身体を曲げた状態のままでキープするだけでも、
下半身の運動になります。

両腕を前に伸ばして姿勢をキープし、
身体を少し上下に揺らしてみましょう。

椅子に座ってストレッチ

朝は筋肉を伸ばしやすい時間帯です。
椅子に座ったままでも構いませんので
両腕を前に伸ばし、背中を丸めるように
伸ばして
みましょう。

肩甲骨周辺がほぐれてラクになります。
伸ばした手は手のひらの小指側を合わせたり、
手の甲を合わせるようにして両腕を
ひねっていくと背中の筋肉が伸びやすくなります。

まとめ

寝る前のストレッチや朝の運動で
血液循環が良くなると目に酸素が
行き渡りやすくなります。

朝の運動で筋肉を動かしておけば、
血行の良い状態が続いて仕事もしやすくなりますね。

足を温めると血行が良くなりますので、
夜はお風呂に浸かって身体を温めましょう。

入浴剤として塩を溶かして浸かると身体が温まりやすくなりますよ。
目を健康の基準として、大切にしていきたいですね。