インフルエンザの流行が早くも始まりました。
東京では今月に入り感染者が急増しています。

11月に流行が始まるのは7年ぶりです。
全国的には1都10県で流行がもう既に始まっています。

これだけ早い時期に流行するということは今年は大流行する

可能性が高いです。

今日はインフルエンザの弱点とインフルエンザにかかった時の対処法、
またインフルエンザのハイリスク群についてお伝えします。

インフルエンザの予防法は

今年のインフルエンザは今のところほとんど「A香港型」です。
2014/2015のインフルエンザワクチンにA香港型は含まれています。

ですがインフルエンザの予防接種を受けても予防接種して抗体ができるまでは
2週間から4週間かかります。

その為予防接種を受けたからと言って安心するのではなく、受けたばかりの
人も注意しなければいけないですし、予防接種を受けて1ヶ月経った人でも

絶対にかからないという訳ではないので、かからないように注意が必要です。

基本の手洗い、うがいをきちんとする、バランスの取れた食事
十分な睡眠をとるというのは、インフルエンザだけではなく

カゼの予防として当たり前のことですよね。

インフルエンザウィルスの弱点は高温と多湿です。

温度32度、湿度50%で6時間後のインフルエンザウィルスの
生存率は0%と実験のデータが出ています。

ただ温度32度に設定は高すぎるので、
湿度を60%前後になるように加湿器を設定したり

濡れタオルや洗濯物を部屋の中に干しても良いでしょう。

また部屋の中はウィルスが充満している場合が多いので、
換気を心がけてください。

インフルエンザにかかってしまったら

インフルエンザはウィルスの増殖するスピードが早いため、症状が
急速に進行します。

具合悪くなったら、単なるカゼとは思わずに早めに病院に行くように
してください。

そして家の中では安静にして十分に睡眠をとり、脱水症状にならないように
水分をこまめに取るようにしてください。

インフルエンザのハイリスク群とは

インフルエンザウィルスの感染後に重症化したり、合併症を引き起こす可能性の
高い人たちのことを「ハイリスク群」と言います。

特に下記の持病の方は注意が必要です。

慢性呼吸器疾患

慢性心疾患

糖尿病などの代謝性疾患

ステロイド内服などによる免疫機能不全

また乳幼児や高齢者もインフルエンザが重症化する恐れがありますので
本人だけではなく、同居する家族もうつさないようにすることを心がけましょう。

インフルエンザのまとめ

現在岩手県が最も流行していますが、首都圏でも東京、神奈川、埼玉で
流行が始まっているので、今後のさらなる寒さと乾燥で

インフルエンザのさらなる拡大が懸念されます。

先程も言いましたが、
予防接種してもインフルエンザにかかることはありまので

普段の生活から予防を心がけてこの冬はインフルエンザに
かからないようにしましょう。

関連記事

インフルエンザ種類と2014/2015 インフルエンザワクチンは何型に効くの?

インフルエンザ 赤ちゃん・乳児 予防接種はいつから可能?

インフルエンザ 予防接種の時期と2回目はいつ?

風邪でノドの痛みを和らげるには?風邪予防のよく効くうがい方法は?