今年も寒くなってきましたが、まもなくインフルエンザの予防接種の
時期ですね。

でもインフルエンザは色々種類(型)があるけどインフルエンザのワクチンは
1種類で平気なのと疑問に思う方もいるでしょう。

今日はインフルエンザの種類と一緒に説明します。

2015-2016のインフルエンザワクチンに関しては下記をご覧ください。
インフルエンザの種類と2015-2016インフルエンザワクチンは何型に効く?

2014/2015 インフルエンザワクチンの特徴は?

2014/2015シーズン(平成26年秋冬)のインフルエンザワクチンには
1本のワクチンに
2009年に流行した当時「新型インフルエンザ」と呼ばれた豚インフルエンザ
(H1N1)が組み込まれています。

インフルエンザワクチンには1本のワクチンにA型2種類、B型1種類の合計
3種類の抗原が含まれています。

その内容は
新型豚インフルA(現在は新型とは呼びません)
② 季節性A型(いわゆるA香港型)

  今のところ2014/2015のインフルエンザはA香港型が流行しています。

③ 季節性B型

以上3種類が含まれている為今シーズンも1本のワクチンの接種で済みます。

インフルエンザの種類と特徴

インフルエンザウイルスには大きく分けてA、B、Cの3つの型があり、毎年流行を
繰り返すごとに変異株が出ています。

インフルエンザA型
毎年流行を起こすのはA型とB型で、特にA型は感染力が強く増殖のスピードも
早いので3種類の中で最も流行性の高いインフルエンザです。

A型の症状は38℃以上の高熱、悪寒、関節痛、筋肉痛などが
特徴です。

また多くの変異株があり、一定の形に止まらず違ったウイルスとなって流行するので
感染しやすいです。

2013年に流行したのはA香港型(A型)でした。

インフルエンザB型
B型はA型に次いで流行しやすいウイルスです。

毎年大流行はしませんが、数年おきに流行し、症状は重く
猛威をふるいますが、一度かかると二度目はかかりにくいと言われています。

インフルエンザC型
C型の症状は通常の風邪と同程度で多くの人が免疫を持っています。

2014/2015インフルエンザの種類と ワクチンのまとめ

インフルエンザの種類でC型はあまり症状が重くなく、多くの人が
免疫を持っているのでそれ程心配しなくても良いようですね。

1本のインフルエンザワクチンでA型、B型をカバーできるので

A型のワクチンを接種したけど、実際はB型にかかったから
やっぱりB型のワクチンを接種しておけば良かったという

心配はしなくて良いようです。

でもインフルエンザワクチンを接種したからと言って必ず
インフルエンザにかからないという訳ではないので

手洗い、うがい、充分な睡眠をとって健康を維持しましょう。

追記

インフルエンザの流行が早くも始まりました。
東京では今月に入り感染者が急増しています。

11月に流行が始まるのは7年ぶりです。
全国的には1都10県で流行がもう既に始まっています。

今年のインフルエンザは今のところほとんど「A香港型」です。
2014/2015のインフルエンザワクチンにA香港型は含まれているので

ひとまず安心ですね。

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