にんにくには不思議な力がありますよね。
食欲がなくても食べたい気持ちが出て来る。
疲れている時に食べるとパワーを注入出来たような気がする。
など色々ありますが、
にんにくには栄養があると聞いているからかもしれませんよね。
・にんにくに含まれている栄養に、どんな効果があるの?
・調理法によって栄養に変化があるの?
にんにくについて、気になる点をまとめたのでご紹介します。
にんにくに含まれている栄養!
にんにくには、3大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質が含まれていません。
その為、低カロリーです。
にんにく1片(6ℊ)として、約8cal
しかし、にんにくには優れた栄養素がたくさん含まれています。
特に代表的な栄養素を紹介します。
アリイン
にんにくをすりおろしたり切ったりする事によって細胞が破壊され、
アリシンに変化し効果を発揮します。
- 疲労回復
- 抗菌、殺菌作用
アルギニン
- 老化防止
- ホルモンバランスの調整
- 自律神経の調整
カリウム
- むくみ解消
- 高血圧予防
にんにくに含まれている栄養の効果とは
風邪などのウイルスに効果がある
にんにくに含まれている栄養素のアリシンには、
強い殺菌効果がある為、ウイルスや細菌から身体を守ってくれます。
血圧やコレステロール値を抑える効果がある
アリシンは加熱される事によって、スコルジニンと言う成分に変わります。
その効果が、毛細血管を拡張させる作用があります。
がん予防(食道や胃、腸、などの消火器)に効果がある
にんにくに含まれているジアリルトリスルフィドががん予防になる事は、
様々な研究結果であきらかとなっています。
がん治療でも、抗がん剤の副作用の軽減、投与量を減らせる効果が期待されています。
疲労回復効果
にんにくに含まれているアリシンとビタミンB1が結合すると、
アリチアミンと言うビタミンに変わり、
体内に長くとどまり糖質をエネルギーに変える役割をしています。
健康的ににんにくを食べて良い量とは
健康に良いと聞くとついついたくさん食べてしまいがちですが、
それは逆に、健康に良くないのでやめましょう!
にんにくを生で食べる場合は、1片
加熱調理して食べる場合は、2~3片
にんにくは刺激が強い為、胃壁を痛める原因になり、下痢になる可能性もあります。
にんにくは調理方法で栄養成分が変わるの?
にんにくをすりおろしたり切ったりする事によって細胞が破壊され、
アリインがアリシンに変化し効果を発揮するとお伝えしました。
アリシンには優れた効果がありますが、
実はアリシンは熱に弱い成分です。
しかし、アリシンは加熱する事によって、
スコルジニンと言う成分に変化し優れた効果を発揮します。
にんにくは生で食べても、加熱して食べても、健康には良い食べ物です。
調理方法より気にするのは食べる個数だけだと思いますよ。
すりおろして生のままにんにくを食べる時のポイント
加熱して食べる方がにんにくは多いと思います。
しかし、生にまま食べてアリシンの優れた効果を発揮させるには、
ビタミンB1の食材と一緒に食べる事をおすすめします。
ビタミンB1が豊富に含まれているのは豚肉です。
そこで豚のしゃぶしゃぶに大根おろしとにんにくおろしにポン酢で
食べるのはいかがですか?
豚肉と生のにんにくを食べて疲労を回復しちゃいましょうね。
まとめ
- 思っていたよりカロリーが少ないですね。
- にんにくががんの治療に使われている事は知らなかったです。
- なんでも食べ過ぎは良くないですよね。
- 結局、生でも加熱調理してもにんにくは凄い。
- 豚肉の他にもレバーや大豆製品にもビタミンB1が豊富に含まれていますよ。
にんにくを食べた後はニオイが気になりますよね。
そんな時は、緑茶、ウーロン茶、牛乳を食後に飲むのがおすすめですよ。