2015年に新型のノロウイルスが発見され、2016年は秋から冬にかけて大流行しましたが今年2017年も大流行の恐れがあります。
ノロウイルスの特徴を理解してノロウイルスにかからないための予防や対策をしっかり取りましょう。
ノロウイルスは小さくて感染力が強い
ノロウイルスはインフルエンザウイルスや他の細菌と比べて極端に小さく、これがとても厄介なのです。
ノロウイルスは感染者のおう吐物やふん便に大量に潜んでいます。
手洗いでキレイに流し落とたり、汚染場所をキレイにぬぐい取ったつもりでも、実はたくさんのノロウイルスが残っている場合があります。
また何かに付着した場合、洗浄をしても落ち込みにくいこともあります。
手指に付着すると、しわ、指紋、爪など皮膚の間に入りこみ、手洗いでの流し落としが容易ではありません。
またノロウイルス食中毒の感染原因と言われる二枚貝などに取り込まれると消化管の奥まで侵入し、浄化にかなり時間がかかります。
さらに浮遊しやすい性質もあります。おう吐物が乾燥し、ちりやほこりと共に空気中に舞い上がります。
そして一度舞い上がると長時間浮遊し続けます。
このように小さいことはノロウイルスを予防するうえでとても厄介な特徴なのです。
そして小さいだけでなくノロウイルスは感染力がかなり強いです。
たった10個~100個程度のウイルスが口に入っただけで感染し、発病する程感染力が強い為、家族の一人がかかると一家全員がかかる可能性も高いです。
ノロウイルスは熱や冷凍、乾燥に強い?それとも弱い?
ノロウイルスは熱には弱いものの、60℃で30分程度の処理では完全には死滅しません。
85℃~90℃で90秒以上の加熱が推奨されていますが、二枚貝などを調理するときはウイルスが消化管の奥までいる場合があるので、それ以上に時間をかけるようにしましょう。
昨年、東京立川市で「刻みのり」が原因の食中毒事件がありましたがかなり驚きました!
確かに貝と一緒で海で採れるものですが、生ではなく加工品なので、陸揚げの際にウイルスがついたものではなく
刻みを入れる時や流通させる工程でノロウイルスが付着したのではないかとニュースで知った時に思いました。(実際そうでした)
そのため本来であれば事故が起きたこのメーカー「のり」だけを流通をストップすれば良いのですが、立川市は全メーカーののりの使用を禁止しました。
立川市のこの件の担当者(責任者)は頭が悪いのでしょうか?
それでいて他のメーカーが販売できない期間の売上は保証しないはずです。
きちちんと管理しているのりメーカーが本当にかわいそうです。
※結局後日事故が起きたメーカーの製造体制がずさんなのがわかりました。
また、電子レンジで加熱する際にも注意が必要です。
よく電子レンジで加熱して温まったと思って食べてみると表面は熱いものの、中が冷たかったという
経験があるかもしれません。
電子レンジは電磁波を使用した加熱方で、電磁波が角に集まりやすい性質から加熱にムラが発生することがあります。
この加熱ムラにより十分に食材の加熱ができずノロウイルスを完全に消毒(死滅)させることができない可能性があるので全体が十分に加熱するように注が必要です。
温度については低いほど安定していて生存性が長くなります。
そしてノロウイルスは凍結にも強く、冷凍してもほとんど死滅することがありません。
また乾燥にも強く汚物を処理した後でもほこりに交じってノロウイルスが舞うことがあるので注意する必要があります。
ノロウイルスは空気感染する?
ノロウイルスは感染した患者さんの腸などの消化管で増殖しているため、インフルエンザウイルスなどと比べても
呼吸と一緒にウイルスを出して空気感染する可能性はかなり低いです。
ただしノロウイルスの患者さんは発症すると激しい下痢やおう吐を繰り返します。
その汚物にノロウイルスが大量に含まれていて激しい吐き下しをした際に飛沫(ひまつ)として舞い上がり空気と一緒に吸い込んで感染する可能性があります。(これを飛沫感染と言います)
必ず便やおう吐物を処理する際はマスクや手袋をしてからやるようにしてください。
ノロウイルスは新型が出現する場合が多い
ノロウイルスの遺伝子は変異しやすく、新型が出現する場合があります。
2015年は人への感染しやすさに関わる部分が変異し人が免疫を持っていない新たなウイルスが発見されました。
ウイルスは変異によって新たなタイプが出てくると人がそれまでに獲得した免疫が役に立たなくなり、多くの人たちが感染しやすくなった結果流行になる恐れがあります。
そしてノロウイルスの生存性は低温ほど長くなるので秋から冬にかけて特に大流行する可能性があります。
ノロウイルスはアルコールが効かない?
ノロウイルスは抵抗性が強いため、一般使用されているアルコールではあまり消毒の効果がありません。
そのため汚物などの処理で最後にアルコールをかけても意味がないので、「次亜塩素酸ナトリウム」を使用するのが一般的です。
ですが直接手で触れると肌が荒れてしまい、取り扱いが難しく、とても危険なため小さなお子さんがいるご家庭では特に注意が必要です。
そこで最近ノロウイルスを不活化(死滅)することができる安全なアルコール除菌スプレーが販売されているので紹介します。
ノロウイルスを不活化する安全なアルコール除菌スプレー
この冬ノロウイルスやインフルエンザウイルスの対策にご家庭で1本ぜひ置いてほしいアルコール除菌スプレーがあります。
それがK Blanche (ケイ ブランシュ)です!
ケイブランシュはマヨネーズでおなじみのキューピーが販売している商品です。
※詳しくは
ノロウイルスに効果がある安全な抗ウイルス・除菌スプレーのケイブランシュをご覧ください。
マヨネーズには卵を使用しますがその卵の成分を利用して開発に成功したのが「ノロクリアプロテイン」という成分です。
100%食品由来の成分で作られているため、キッチンや食卓はもちろん、食器をはじめ、口に触れるものにも直接吹きかけて使用できます。
速乾性にも優れており、ふき取りも不要なので、とても便利ですね。
ボトルも他のアルコール除菌スプレーと比べるとおしゃれなのもプラスポイントです。
次亜塩素酸ナトリウムは危険性が高いですしアルコールスプレーは安全ですが効果が薄いというのがこれまでの悩みのタネでした。
ですがケイブランシュでしたらこの問題もクリアできます。
1本 1,200円(税込)で「約670回使えて、1回あたり約1.8円」と他のアルコールスプレーよりも少し高めですが今までなかった安全でノロウイルスを死滅させるアルコール除菌スプレーです。
さらに次亜塩素酸ナトリウムは汚物処理にしか使用しませんが、ケイブランシュであれば
- 台所用品
- 歯ブラシ
- 耳かき
- 子どものおもちゃ
などにも使用できます。
できれば冬の期間だけでもケイブランシュに変えることをおすすめします。
ネットで購入する際は1本、2本であればアマゾンが一番安く購入できます。
3本になると楽天と公式サイトが送料無料になり、公式サイトでは定期購入すると割引もあります。
ポイントを利用する場合もありますしお好きなサイトでお買い求めください。
まとめ
ノロウイルスの特徴がわかりましたでしょうか?
もう一度まとめると
① ノロウイルスは小さく付着すると皮膚の間に入り込むので落とすのが困難
② 感染力が強い
③ 熱には弱いが冷凍、乾燥には強い85℃~90℃で90秒以上の加熱が必要
④ アルコールはあまり効かない
⑤ 空気感染の可能性は低いが飛沫感染はする
⑥ 新型か出現しやすい
という特徴があります。
ノロウイルスに感染して急性胃腸炎にかかった患者の汚物処理は以前は次亜塩素酸ナトリウムでしたが危険性が高く取り扱いが難しいため、安全なアルコール除菌スプレーのケイブランシュを使用しましょう。
数年に一度大流行したノロウイルスですが新型が発見された2015年からは寒くなる10月以降は特に注意が必要です。
いつも以上に手洗いやうがいを入念にするようにしてください。
また、ノロウイルスやインフルエンザにかからないようにするため、あるいはかかっても症状が軽くて済む対策としてラクトフェリンという成分がおすすめです。
ラクトフェリンは免疫力を高めるだけでなくウイルスの侵入を防いだり、死滅させたり殺菌・抗菌作用もあります。
また美容やダイエット、健康にも良い成分と言われています。
ヨーグルトやチーズなどに含まれている成分で、最近ではサプリメントも人気があります。
興味がございましたらぜひ、
ノロウイルス予防にはヨーグルト!特にラクトフェリン入りが効果がある理由をご覧ください。