猫と一緒に暮らすには、大変な事がたくさんあります。

特に、猫に色々な事をしつけるのも大変です。

家猫として、
家のルールは守ってもらわないといけない!

その考え方は、ちょっと待ってください。

猫のしつけとは、
猫にとって必要な事を教えてあげる。

と言う意味で考えてあげましょう。

猫と一緒に暮らす為に、一番重要な事と、しつけのポイント、
そして、トイレのしつけ方法をご紹介します。

猫のしつけの前に、家族のしつけ

「しつけ」と言うと、言葉が悪いですね。

猫に家のルールを教える前に、
家族の行動や考え方を変える。と言う意味です。

例えば

  • 猫にいたずらされては困る物は、
先に片付けるか、猫が届かない場所に置く
  • 猫が入っては困る場所は、
入らない様にする。いつも開けっ放しだった部屋とかは、ちゃんと閉める習慣を付けましょう。

我が家の場合
ドアノブを下げて出入りする部屋は、
猫も自分でジャンプしてドアノブを下げて出入りしています。
基本的には自由にさせているのですが、
誰もいない時に、入られては困る部屋の前には、
物を置くようにしています。

猫が行った行為を怒る前に、なぜ?行ったのかを考える。

猫が何か行って、イラッとしたり、怒っちゃったりした事でも、
よく考えると人間の方にも問題がある事が多々あります。

我が家の場合
靴下やヒモなどを銜え歩きして、
遊び道具にしますし、隠したりする猫がいます。
これは、すべて出しっぱなしにしている私達が悪いと判断しています。

猫のしつけ方法のポイント

猫はしつけるが難しい。とよく聞きます。

猫は単独行動を好み、自由気ままな性格のイメージがありますが、
実はとっても繊細で、周りの事も気にしています。

絶対に叩かない

叩く事によって、行った行為がイケない事と気が付く前に、
恐怖心しか残らず、人間との信頼関係がなくなるだけです。

大声で怒鳴らない

猫はとっても耳がよいです。
大きな音により、不快な思いや恐怖心しか残りません。

この2つのポイントは猫のしつけでやってはいけないポイントです。

しつける時どうすれば良いのでしょう
猫を可愛がり、一緒に遊び、信頼関係を築いてください。

そして、やってはいけない事をした時は、
ちょっとだけ怒り口調で「ダメだよ」とか注意の言葉を言ったり、
猫の名前をいつもより低い声で言ってください。

これにより、普段と違う事に気づき、これはダメな事だと伝わります。
繰り返し伝える事によって、ちゃんと覚えます。

普段猫って、結構人間観察をしているので、
いつもとは違う事にすぐに気が付きます。

トイレのしつけ方法

自分の排泄をする場所を猫に理解してもらう事は
人間にとって、助かるし大切な事です。
また、猫にとっても大切な事です。

もともと猫は排泄物を隠す習性があるので、
砂や土、草の上で行います。

猫用トイレには、砂タイプとチップパイプがあります。
(シートタイプもありますね)
どれが良いかは、猫しだい
です。

猫用トイレを用意したら、一度猫ちゃんを誘導しましょう。
臭いチェックしてすんなり使ってくれる仔が多いです。

もし不安なら、少しの間ゲージに入れる事をおすすめします。

ゲージの中に、トイレと寝床を用意しておくと、自然とトイレを使います。

猫用トイレを覚えたのに、別の場所で排泄している場合。

  • 猫用トイレが清潔であるか?
  • 落ち着いて排泄できる場所に猫用トイレがあるか?
この2つの点をもう一度確認してください。

この2点が完璧な場合、私的に考えられるポイントは、
排泄をした場所です。

猫的に排泄するのに気分が良い場所である可能性があります。
我が家の場合

  • 置きっぱなしのバッグの中
  • ホカホカな洗濯物の上
この場合も先ほどの考え方と同じです。
  • バッグを置きっぱなしにした人が悪い
  • 洗濯物を片付けなかった人が悪い
となります。

我が家で使用しているおすすめ猫用トイレをご紹介

花王のニャンとも清潔トイレ(大きめの粒)です

昔は砂タイプの物を使っていたのですが、
とにかく掃除が大変だったので、ニャンともに変えました。

我が家の猫達はすんなり受け入れてくれたので変える事が出来ましたが、
猫によっては、チップタイプを嫌がる仔がいるので、
変える時はいきなり変えない様に気と付けてください。

花王ニャンとも清潔トイレ公式ページはこちら

まとめ

  1. 新しい家族を迎える事は、家族ルールも変わりますよね。
  2. しつけ方法(教育)は、人間の子供と同じです。
  3. 猫用トイレはいつも清潔にしてあげましょう。

猫は思っている以上に、頭の良い動物です。

ちゃんと教える事によって、ちゃんと覚えてくれます。

しかし、「やってはいけない事」と覚えたくせに、
やってしまう、好奇心旺盛な猫や、やんちゃな猫もいます。

本人(本猫)も「やっちゃった」みたいな表情や行動をします。

そんな時は、「こいつやりやがったな」と、
笑えるぐらいの、飼い主の気持ちの余裕が必要です。

猫と暮らすのなら、お互いが楽しく暮らせる様にしていきたいですね。